こんにちは。「月刊アームズマガジン」編集部の遥です。私の場合、特別定額給付金は7月3日に振り込まれました。収入減に備え蓄えておくことも必要だとは思いますが、自分らしく生きることも大事。ここは萎縮せず、趣味＝エアガンに使うことで、業界活性化の一助になれたらと思います。さて、10万円使えるとなれば、以前から気になっていたガスブローバックライフルが価格的に射程圏に入ります。定番はやはり性能と品質で定評のある東京マルイの製品でしょうが、自分にしっくりくるものがほかにないか探していたところ、当社営業担当のS氏から「アキバのSIDE ARMSさんに面白そうなモノがありますぜ」とささやかれ、お店に足を運んでみることにしました。

 

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ミニマルなスタイルのガスブローバックライフル

 

 

SIDE ARMS CUSTOM
Magpul X22 Backpacker FDE

 

　さて、ここで見せていただいた件の面白そうなモノとは、SIDE ARMSオリジナルカスタムの「Magpul X22 Backpacker FDE」。KJ WORKSのホークアイSTDをベースにACE1 ARMSのコンバージョンキットを組み込み、テイクダウン機構を備えるMagpul X22を再現したカスタムガスブローバックライフルです。

 

 

ベースガンのKJ WORKS製ホークアイSTD（写真上）との比較

 

　X22はMagpulが2017年のショットショーで発表した狩猟向けのライフルで、プラットフォームは.22LRのライフルとしては定番のルガー10/22。学生の頃、グアムで実銃を撃ったことがあるのですが、リコイルが小さくてよく当たるので気に入った覚えがあります。そしてX22はストック／レシーバーとバレル／フォアグリップを前後分割するテイクダウン機構を採用。バックパックに収納できるほどコンパクトになり、携行性を高めているのが特徴です。二式テラ銃とかそういうギミックが大好きな私は、思わず飛びついてしまいました。

 

アウターバレルはフルート入りブルバレルタイプで、カッコいい。インナーバレルはメープルリーフ製6.02ｍｍGBBカスタムバレルに交換され、集弾性を高めている

 

【遥's POINT！】テイクダウン

 

X22の最大の特徴であるテイクダウン。まずストック分割部前方にある解除レバーを引きながらバレルを回転させ前後に分離する

 

分離したバレル／フォアグリップ部は、ストック下部の窪みに収まる。逆に外す場合は、フォアグリップ前方のボタンを左右から押し込むと外れる

 

テイクダウンされ、バレル／フォアグリップ部がストックに収まりコンパクトな状態になったX22。一般的なバックパックにも充分収まるサイズだ

 

【遥's POINT！】IMPERIUM RMRレプリカドットサイト

 

オプティクスは予算の都合からTrijiconのマイクロドットサイトRMRを再現した「IMPERIUM RMRレプリカドットサイト」（単品価格￥9,800）をチョイス。レプだが外観はリアルで使い勝手も良好。お金が貯まったら実物が欲しい…

 

【遥's POINT！】ストック

 

ストック後方のピンを抜くと、ストック上部が開く（ここは実銃とデザインが異なる）。ストック内部はストレージになっていて、各種ツールやBB弾などを入れておくことができる。荷物を減らしたいミニマリストにはうれしい要素だ

 

【遥's POINT！】ブローバック

 

コッキングレバーを引いて射撃開始。ボルトは快調に作動し、小気味いいリコイルが楽しい！

 

 

 

　工作は好きな方だし自分で組み込むのもアリですが、やはり経験豊富なショップさんが組んだカスタムは安心感が違います。そしてテイクダウンギミックと小気味いいブローバックにシビれました。SIDE ARMS CUSTOMの「X22」、実に満足できる一品です！

 

DATA

• Side Arms カスタム Magpul X22 Backpacker FDE　コンプリートセット（ドットサイト含む）
• 価格：\85,482

 

SIDE ARMS

 

　さて、今回お世話になった、東京・秋葉原に店舗を構えるSIDE ARMS（サイドアームズ）は、各種トイガンの取り扱いはもちろん、ショップオリジナルカスタムを得意とするガンショップです。訪問した際にもスタッフの皆さんは多くのバックオーダー対応に追われていて、人気店であることをうかがわせます。みなさまもぜひ、足を運んでみてください。

 

トイガンや装備のショップが連なる東京・秋葉原の、蔵前橋通り沿いのビル4階にあるガンショップ。エアガン、モデルガン、カスタムパーツ、オリジナルカスタムの取り扱いに加え、パーツ組み込み等のカスタムオーダーにも対応している。顧客層はいわゆるおうちシューターが多いとのこと

 

 

 

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この記事は月刊アームズマガジン2020年9月号　P.37～39より抜粋・再編集したものです。

 

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