エアガン

2020/01/07

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

 

排莢されたカートが宙を舞う! カート式ボルトアクションライフルの登場

 

●「ガス」「エア」から選べるライブカート式

 

 現在、市場にあるボルトアクションライフルの多くはケースレスモデルだ。エアガンの創世記はライブカート式のものが多く発売されていたが、エアガンとしての機構やサバイバルゲームといった点でケースレス式は合理的であり、ライブカート式は消えていったが、元来の銃としての機構を考えるならばカート式こそがリアルなトイガンと言えるだろう。そこで今回紹介するDOUBLE BELLのモーゼルKar98Kはライブカート式の可能性を広げたエアガンだ。

 

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

ガスボルトアクション/リアルウッド版

  • 全長:1,110mm
  • 重量:2,830g
  • 装弾数:5発
  • 価格:¥36,800

 

ガスボルトアクション/樹脂ストック版

  • 全長:1,110mm
  • 重量:2,430g
  • 装弾数:5発
  • 価格:¥29,800

 

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

エアコッキングガン/リアルウッド版

  • 全長:1,110mm
  • 重量:2,830g
  • 装弾数:5発
  • 価格:¥36,800

 

エアコッキングガン/樹脂ストック版

  • 全長:1,110mm
  • 重量:2,430g
  • 装弾数:5発
  • 価格:¥28,800

 

 

●ストックはリアルウッドと樹脂製

 

 発射ソースはエアコッキング式とガス式の2種類。エア式はコッキングが引いてコッキングするプル式ではなく押し込んでコッキングするプッシュ式のため、排莢に支障はきたさない。

 

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

ボルトにはメッキが掛けられているので滑りがよく、装填が非常にスムーズに行なえるので余計な力は必要ない

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

アルミ製カートリッジはリアルな形状で強度も充分だ。BB弾は弾頭部に装填する

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

カート式のためボルトのストロークはフルストローク。操作時には注意が必要だろう

 

 

 ガス式はアクションが滑らかなのでスムーズなボルトアクションを楽しめる。気をつけなければならないのはカートにBB弾を込める時で同じテンションでBB弾をカートの先端に装填しないと命中精度に影響が出てしまうことだ。装填には少しデリケートに扱わなければならないところもあるが、ボルトを引いてカートを込める感覚は最高にテンションが上がる。

 

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

ガスの注入口はボルトを回転させることで簡単にアクセスできる。ガスの注入量は少ないのでこまめに補充するには最適なポディションだ

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

カートはエジェクションポートから1発ずつ装填。カートクリップにも対応しているので、素早く5発装填することも可能だ

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

フロントサイトにはアーケードスタイルのガードが付けられている。バレルの下にあるクリーニングロッドの形状もリアルだ

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

リアサイトはタンジェントサイトだ。細かい目盛はこのサイトが微調整をするのに適している証である

 

DOUBLE BELL「Kar98kリアル刻印版 排莢式シリーズ」製品レビュー

木製ストックは高級な質感を持つ。形状や埋め込まれた金属プレートはリアルでバットプレートは金属製のものが装備される

 

 

 排莢も快調でボルトを引くとアルミのカートが勢いよく排出される。ストックもリアルウッドと樹脂製が選択可能。オールドファンには懐かしくて、若い世代には新鮮なダブルベルのKar98kはトイガンの楽しさを再認識させてくれる最高の製品だ。

 

 

  • お問い合わせ先:グローバルトレーディング
    TEL:06-6646-0750

 

 

TEXT:IRON SIGHT

 

 


この記事は月刊アームズマガジン2020年2月号 P.82より抜粋・再編集したものです。

 

月刊アームズマガジン2月号のご購入はこちら

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×