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2019/07/25

【明日発売】「月刊ガンプロフェッショナルズ 2019年9月号」7月26日発売!

「Gun Professionals2019年9月号」は7月26日発売!その内容をちょっとだけ教えちゃいます 

 

特集 ハイパワーファイヤーアームズ

高い威力、多弾数、見た目の強烈さ、大口径コンパクト…様々な視点で高威力小火器を取り揃えてお届けします。

 

・マグナムリサーチ デザートイーグル.429DE 

オートマグ登場以降、マグナム弾を発射するセミオートピストルは数多く誕生した。しかし、そのほとんどは製品として成功を収めていない。その中で唯一の例外といえるのがデザートイーグルだ。アメリカ国内で成功しただけでなく、世界各国に輸出されており、そのポジションは揺らぎようがない。デザートイーグルの成功に多少なりとも近づくモデルすら生まれてこないのだ。今回はそんなデザートイーグルの最新モデルを取材すべく、ミネソタ州のマグナムリサーチを訪ねた。

 

・DRD タクティカル KIVAARI .338ラプアマグナム  

.338 Lapuaマグナムカートリッジを一役有名にしたのは、やはり2009年にイギリス軍王室騎兵隊のCraig Harrisonがアフガニスタンで達成した2,475mの最長狙撃達成記録(当時)であろう。このミリタリーのスナイパー向けに開発されたカートリッジには、.50BMGと.300ウィンチェスターマグナムの狭間を埋めるという役割もあった。1,000m以上を撃つスナイパーライフルといえばボルトアクションライフルが一般的だが、.338 Lapuaマグナムを使用するARスタイルセミオートライフルも存在する。その一つとしてDRD Tactical 社のKIVAARIを紹介したい。

 

・71連SMG PPSh-1941 

“パワー”にも様々なかたちがある。1発の威力が大きい銃はもちろん、高い制圧力をもつ銃にもパワーという言葉はふさわしい。71連のドラムマガジンを装着したPPSh-41は、そのファイアパワーで第二次大戦におけるソ連軍の勝利に大きく貢献した短機関銃だ。

 

・ハイパワーピストルズ 現代の高威力拳銃  

ピストルは本来、最小の防御用兵器と位置付けられている。これに過大なパワーを求めたりすれば、本来の用途には向かず、扱いにくいものとなってしまう。しかし、ピストルに通常より高いパワーを付加する試みは、ずっと昔からおこなわれてきた。その多くは成功していないが、人間は飽きることなくこれを続けている。今回は、比較的近年に作られた高威力ピストルの数々を振り返る。

 

・SIG MPX Copperhead 対 Heckler & Koch SP5K  

アメリカ国内市場ではラージフォーマットピストルと呼ばれる“大型ピストル”が数多く販売され人気を博している。ロングガンからストックを取り去ることで、それらは“ピストル”扱いになるのだ。ピストルなので、バレルはどんなに短くても許される。そのままでは使いにくく、実用性は無きに等しいラージフォーマットピストルだが、スタビライジングブレイスを装着することで、一転して実用性を持つ存在になった。今回はそんなラージフォーマットピストルとして、SIG MPXの最小モデルであるCopperheadと、H&KのSP5Kをご紹介する。どちらも至近距離で圧倒的なパワーを持つコンパクトSMG…ではないが、それをイメージさせてくれる存在だ。

 

・ショットガンファイアパワー タクティカルショットガンの推移 

本来はバードショット(鳥撃ち)用の猟銃であるショットガンだが、バックショットを組み合わせることで、圧倒的なファイアパワーを発揮する。但し、至近距離に限っての話だ。

この特性から19世紀後半以降、数々のコンバットショットガンが作られ、米国の法執行機関に活用されてきた。個性的なデザインと作動方式を持つモデルもあり、これは魅力的なウエポンカテゴリーだといえる。

 

・デトニクス.45 コンバットマスターMK Ⅵ  

コンパクトオートに9mmパラや.45ACPモデルは存在しなかった1970年代、既存のフルサイズモデルを切り詰めてコンパクト化する試みが、一部のガンスミスの間で始まった。デトニクスは1911でそれに成功した上に、量産化して市販を開始する。今ではごく当たり前に存在するコンパクト1911はデトニクスから始まったのだ。

 

・SERO GM6 リンクス  .50BMG ブルパップセミオートライフル   

ハイパワーアモの代表格と言えば、.50 Browning Machine Gun(.50BMG:12.7×99mm)だといって良いだろう。1910年代にジョン・ブラウニングが開発、これを使用するマシンガンが第一次大戦後に誕生した。このアモをライフルに用いてロングレンジ対応のライフルとする発想は1980年代に始まっている。必然的に巨大で重いライフルになるが、それをコンパクトにしてスタンディングポジションでも楽に連射できるライフルとしたのが、SEROインターナショナルのGM6 LYNXだ。

 

・ハーターズ.401パワーマグ  .40口径マグナムリボルバー 

.401口径のマグナムリボルバーがかつて存在した。西ドイツのザウアー&ゾーンで作られ、アメリカ市場で販売されたシングルアクションリボルバーだが、歴史に埋もれ、もはやコレクターズアイテムになってしまっている。地味な存在だが、このパワー特集でスポットを当ててみた。

 

・ベレッタM9A3  92シリーズ進化型 

アメリカ軍のM9後継モデル選定の際、ベレッタはM9アップデートモデルを開発提案した。長い実績のあるM9にもいくつかの弱点がある。このM9A3はそれを解決すると同時にトラディショナルダブルアクションオートが現代でも通用することを明確に示すモデルだ。アメリカ軍の要求仕様は異なるものであったため、採用は却下されてしまったが、M9A3は92シリーズの最新進化型として市場に供給されている。

 

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