その他

2019/06/26

【明日発売】「月刊ガンプロフェッショナルズ 2019年8月号」 6月27日発売!

「Gun Professionals2019年8月号」は6月27日発売!その内容をちょっとだけ教えちゃいます

スプリングフィールドアーモリーXD V10 Portedカスタム

 

 

NRA年次展示会2019インディアナポリスで開催された全米ライフル協会主催のガンショー

 National Rifle Association(NRA)の年次展示会は、一般消費者が来場できる米国最大の銃器見本市だ。ブースの数や床面積では年始に開催されるSHOT SHOWに及ばないが、来場者数でははるかに上回る。またSHOT SHOWに参加していないメーカーもNRA年次展示会には参加しているケースも少なくない。今回はSHOT SHOWレポートには登場しなかった新製品を中心にご紹介する。

 

 

ワルサーPPK/S 中型DAオートのマスターピース

 モーゼルHSc、HK4、ベレッタ84、SIG P230.380ACPを撃つ往年の中型ダブルアクションオートはどれも過去の銃になってしまった。唯一、PPKとPPK/Sだけが生き残っている。ストライカーファイアとショートリコイルを組み込んだ現代のコンパクトオートは、軽くて撃ちやすい。うっかりするとPPKサイズでありながら9mmパラ仕様だったりするのだ。時代は変わった…それでもやっぱり往年のPPKとPPK/Sには魅力がある。

 

 

ライフルダイナミクスRD701モダナイズドAKの頂点

 1948年、AK-47の最終試作モデルが完成、これが採用されて量産がスタートし、ソビエト赤軍の手に握られるようになったのは1949年の事だ。以降、現在に至るまで、AKプラットフォームのライフルは東側諸国や中国等多くの国で量産され、世界でもっとも数多く作られた軍用ライフルとなっている。それは現在も続き、その総生産数は1億挺以上と推定される。

70年も前に基本デザインがおこなわれたライフルだが、モダナイズド加工を加えることで、その操作性、拡張性は大幅に改善される。今回、ご紹介するライフルダイナミクスは2007年以降、AKのモダナイズド化で高く評価され続けたAKビルダーだ。

 

 

銃器製造技術 その進化 素材および加工法

銃がお好きな皆さんでも、銃がどのように作られているのかについては、あまりご存じないのではないかと思う。現代はマシンが稼働して、コンピュータ制御でパーツを削り出していることは、最新の製造技術から推測できるだろう。しかし、それはこの30年ぐらいの話だ。それ以前の、いわゆるクラシックマスターピースと呼ばれるような銃は、旋盤やフライス盤を駆使して、人力で作られてきた。今回はそんな銃器を構成する素材、およびその加工法の進化について解説する。

 

 

パワーカスタム グランドマスターリボルバー

 70年代から年代の中頃まで、リボルバーへの注目度は非常に高かった。アメリカのポリスオフィサーのほとんどがリボルバーを装備し、PPCマッチやビアンキカップでは様々なカスタムリボルバーが使われた。リボルバーのガンスミスも多く、それぞれ独自のデザインを競っていた。そんなガンスミスの中でも、レジェンド(偉大な功績をあげた人物)と呼ばれたのが、ロン・パワー氏だ。彼の作ったGrand Masterモデルは、当時最高のカスタムリボルバーだったと言える。

 

 

バッフェンボーゼカッセル春 アンティークガンショー

 今回は最近のガンプロ誌ではほとんど登場しないアンティークな銃を中心にご紹介する。読者の皆さんが興味を持たれる対象は、現用の銃器なのかもしれないが、たまにはこのような古い時代の銃にも目を向けてみてはいかがだろうか。現用の銃器は、これらのアンティーク銃が使用された長い歴史の末に登場している。これらはどれも、登場した時代においては最新鋭の武器だったのだ。

 

 

 

ザァスタヴァユーゴスラビアのMG42

 ローラーロッキングのリコイルオペレーテッドを最初に量産展開したのは、ドイツのMG42だった。途轍もない回転速度で7.92mm弾を撃ち出すその銃に、多くの連合軍兵士は恐怖を感じただろう。第二次大戦に敗れたドイツは、戦後補償としてユーゴスラビアにMG42の生産設備一式を引き渡し、ユーゴスラビアはそれを活用、M53として生産した。自国防衛のために生産配備されたM53だったが、その最後はユーゴスラビアが崩壊していく過程で自国民同士の紛争に投入されるという悲しい歴史を辿った

 

 

その他実銃記事

ユタ州コンシールドキャリーウエポンパーミットクラス 前編

今月の、どマイナーワールド47パンツァー.22LRデリンジャー

無可動実銃に見る21世紀の小火器125T MP9-N

ガンヒストリールーム55新説 村田銃 村田連発銃の謎を追う

 

 

Gun Professionals 2019年8月号のご注文はこちらからどうぞ

 

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×