エアガン

2025/10/07

『新宿鮫』主人公の相棒が登場「A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル」

 

あの刑事が使うニューナンブをモデルガンで再現

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル

 

 昭和時代における日本の警察官の拳銃といえばニューナンブM60回転式けん銃だろう。1957年に新中央工業(現在のミネベアミツミ)によって開発され、1960年にニューナンブM60として制式採用された。スミス&ウェッソンのダブルアクションリボルバーを参考に開発され、口径は.38スペシャル、装弾数は5発。バリエーションは51mm(約2インチ)銃身と77mm(約3インチ)銃身の2種類あり、制服警察官用としては77mm銃身が最もよく知られている。1990年代まで使われており、日本人にとって馴染み深い拳銃である。

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル

 

 そんなニューナンブM60をA!CTIONは高比重樹脂を使用した発火式モデルガンで再現。フィンガーレストのないグリップパネル、小判型のシリンダーラッチ、4スクリューのサイドプレートが特徴の1960年製造の初期型をチョイス。51mm銃身、77mm銃身に加えて、ここで紹介する「51mm鮫島モデル」もラインアップ。鮫島モデルは大沢在昌のベストセラー小説を映画化した『眠らない街 新宿鮫』(1993年)の主人公・鮫島が使うランヤードリングのない51mm銃身モデルを再現したものだ。なお、フレームとトリガーの形状は製品版では変更されるとのこと。

 

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
同時代のS&Wチーフスペシャルなどに比べて背が高く、背面にセレーションが刻まれたフロントサイト

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
銃身長は51mm。77mm銃身モデルは制服警察官が使用していたのに対して51mm銃身モデルは主に私服警察官が使用していた

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
初期型らしいフィンガーレストのないグリップ。さらに鮫島モデルはグリップ下部のランヤードリングがオミットされている

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
小判型のシリンダーラッチも初期型の特徴。シリンダーラッチ下には刻印が再現される

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
製品版ではフレームの刻印に加えて初期型の特徴である4スクリューのサイドプレートが再現される

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル
ダブルアクション式のトリガーも製品版では実銃の形状を再現したものになるとのこと

 

 3挺とも警察への納入時に使用された紙箱をイメージしたパッケージとなっており「執行実包」仕様のダミーカートが付属する。また同時に「専用発火カートリッジ5発」(¥2,200)も発売が予定されている。

 

A!CTION ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル

 

*写真は試作品です。実際の製品とは異なります。


 

A!CTION
ニューナンブ M60回転式けん銃 .38s 51mm 鮫島モデル

 

DATA

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年11月号に掲載されたものです。

 

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