装備

2025/08/15

サバイバルゲームやコスプレなどで人気のあるマスククリエイター「Bellworkshop」

 

マスククリエイター「Bellworkshop」

 

 Bellworkshop(ベルワークショップ)は大阪を中心に活動するマスククリエイターだ。代表の鈴川さんは特殊造形師として長年映画や特撮の映像作品の造形を担当。その他にもテーマパークのスタチュー制作も手掛けている。そのノウハウをつぎ込み2017年に発表した「スカルマスク」は瞬く間にサバイバルゲームやコスプレなどに広まり多くのユーザーに愛されている。その着用している作品を見かけた方もおられるのではないだろうか。今回は新作マスクを制作したとの情報が入り、特別に許可を得て一足お先にその新製品とともにBellworkshopの魅力をご紹介しよう。

 

 

Bellworkshop代表
鈴川大葵さん

 

 

 

SKULL MASK V5

新素材で進化した スカルマスク5号

 

 特殊造形の知識と技術を用いて作られた一体成形のスカルマスクシリーズの第5弾。特殊配合のウレタン樹脂を使用しており手で曲げても割れずにしなやかに曲がり、地面に落としても割れない剛性・弾性に優れた性質を持っている。Bellworkshopを代表する看板的商品。

 

 

 DATA 

■素材:特殊配合ウレタン樹脂
■レンズ:ポリカーボネートレンズ(3mm厚)
■価格:¥36,000

 


 

B.W.S オリジナルヘルメット VESPA

まるでヒーローのような ヘルメットタイプマスク

 

 バイザーはFRP、マウスガードと顎ガードはウレタンで作られており、それぞれに強力なネオジム磁石が埋め込まれており分割可能。装着するだけでアーマーやメカヘッドを彷彿とさせるビジュアルだ。『VESPA(ベスパ)』はイタリア語で“スズメバチ”を意味しており、その見た目から名付けたとのこと。

 

 

 DATA 

■素材:ウレタン樹脂、FRP

■レンズ:ポリカーボネートレンズ(3mm厚)
■価格:¥56,000

 


 

ハーフマスク

スタイリッシュなサイボーグハーフマスク

 

 ダイキャスト製の重厚な見た目で細かく掘られたモールドなどのメカニカルなディテールにより、身に着けるだけでまるでサイボーグのようになれるハーフタイプマスク。

 

着用モデル:黒機ひつじさん

 

 DATA 

■素材:レジンキャスト

■価格:¥25,000

 

 

Bellworkshop NEW ITEM

High-end model Mask「Veilant」

機能性と造形美を追求したハイエンドモデルマスク

 

 今回、新作マスクとしてご紹介する「Veilant(ヴェイラント)」は、造形クリエイターとしてBellworkshopが提案する、サバイバルゲームにおける機能性と使いやすさ、そしてコダワリのディテールによる究極の機能美を目指したマスクだ。名前の由来は“兵隊アリ”の『ant(アント)』と”纏う”という意味がある『Veil(ベール)』の掛け合わせたものとなっている。

 

Veilantにはモールド加工による直線的な線に合わせてベンチレーションが設けてあり、熱やムレを逃がす構造になっている。また、合計7つのパーツとレンズに分割することができ、ユーザー自身で自由に着脱してカスタムが可能。オプションでスモークレンズやチークパッド部分の大型タイプに変更が可能

 

 DATA 

■素材:強化ウレタン 

■メッシュ:特注ステンレスメッシュ(メッシュ穴2.3m平方メートル)
■レンズ:ポリカーボネートレンズ(2mm厚) 

■バンド:金天馬印高級織ゴムテープ 
■重量:141.5g 

■色:ブラック、タン、OD(予定) 

■価格:¥38,000(2025年7月末発売)

 

至近距離で撃ってみた様子。耐久性も問題なし

 

目や口元はしっかり保護されるギリギリを攻めたデザインで、チークパッドに当たる部分は特殊な軟質ウレタン製で、ライフルを構えた際にマスクとの最小限の干渉と顔のラインへフィットするようになっている

 

 

他カラーリングとしてタンカラーやODカラーをイベント限定での販売を予定
※陸自迷彩カラーは試作品。発売未定

 

特殊配合のウレタン樹脂により曲げにも強く、ガンケースに入るほどの大きさなので携行性もあり

 

商品のお問い合わせ先: Bellworkshop

 

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT&PHOTO:Sasugo  

撮影協力:シューティングバーFIVE少佐

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年9月号に掲載されたものです。

 

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