2025/08/07
色合いの対比が美しいABSカスタムが登場「ハートフォード コルトM1877ライトニング4.5インチ ABSカスタムケースハードン」
ハートフォード東京店限定のケースハードン調仕上げ
19世紀のコルトリボルバーの多くは、そのフレームには(銃によってはハンマーなどにも)「ケースハードン」と呼ばれる焼き入れ処理による表面硬化が施された。ケースハードンの金属パーツは、グレーの地にブルーやブラック、ごくわずかな赤みなどが1挺ごとに異なるまだら模様で発色し、極めて美しいものとなる。日本の猟銃の世界では昔からケースハードンは「炭素焼き」とも呼ばれ、私もケースハードンのウインチェスターやシャープスライフル、水平二連の実銃を所持しているが、その発色は思わず見入るほど本当に美しい。






ケースハードンという言葉を日本ではじめてガンファンに広く知らしめたのは、実はハートフォードだ。ハートフォードがまだトイガンメーカーになる前のカスタムショップだった頃に、樹脂製モデルガンでは再現不可能とされていたケースハードンの色合いを、特別な技法で見事に再現したSAAモデルガンを発売した。1984年のことだ。以来、ケースハードン調の仕上げはハートフォードのお得意となり今に至る。カスタムショップ時代から伝統のケースハードン調仕上げのコルト1877ライトニングの4.5インチが今回新たに登場だ。
ハートフォード
コルトM1877ライトニング4.5インチ ABSカスタムケースハードン
DATA
- 全長:230mm
- 全高:120mm
- 全幅:32mm
- 重量:552g(カートリッジ含む)
- 装弾数:6発
- 価格:¥48,950(2025年9月中旬発売予定、東京店限定、数量未定)
- お問い合わせ先:ハートフォード東京店 TEL03-6721-7986
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:トルネード吉田/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2025年9月号に掲載されたものです。
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