エアガン

2025/06/03

究極のロマン銃をモデルガンで再現!「ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル」

 

史実とフィクションの狭間で生まれた究極のロマン銃

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル

 

 世に“ロマン銃”と呼ばれる銃は数あれども、コルトSAAほどロマンの塊の銃はない。そして、そのバレルバリエーションで特別に長いバレルをもつ伝説の“バントライン スペシャル”は、ロマン銃の究極だ。

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル

 

 実在した西部の名保安官ワイアット・アープが愛用したとされるこの銃は、1876年にダイムノベル作家(大衆娯楽小説家)のネッド・バントラインが、無法の町と言われたドッジシティに治安をもたらしたアープを含む5人のPeace Officersへ贈呈したもの、とアープの伝記本に語られている。その特注のバレルの長さは12インチ。だが「この話はフィクション」と現在では研究されているが、かつてコルトは特別に長いバレルのSAAを実際に発売している。そして史実と違うと分かっていても、今でも西部劇でアープはバントラインSPを手にして登場するのだ。
 そんな人気のバントラインSPをハートフォードが久々に再販。今回はハートフォード東京店の少数限定カスタムとして、特別な仕様となる。

 

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
バントラインSPの特徴である12インチ(約30cm)もある長いバレルを、つやあり黒塗装のヘビーウエイト樹脂で再現

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
バレル左側には“COLT BUNTLINE SPECIAL .45”の刻印。これはアープを描いたテレビ西部劇の人気にあやかってコルトが発売した時の仕様だ

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
SAA(シングルアクション アーミー)は、その名のとおりシングルアクション=1発ごとにハンマーを手で起こす操作が必要な作動方式の銃だ

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
今回の再販ではバレル、シリンダー、フレームのすべてがヘビーウエイト樹脂となり、シリンダーもつやあり黒塗装だ

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
フレームは、ハートフォードお得意の美しいケースハードン調のブルーイング仕上げ。仕上げは手作業となるため、その模様は1挺ごとに異なる

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル
映画『トゥームストーン』を観た人なら絶対に欲しくなる真鍮製のメダリオン。今回の再販では、これが左側のグリップに付く

 

 6年前の再販ではバレル、シリンダーがABS樹脂でフレームがヘビーウエイト樹脂の「ABSカスタム」だったが、今回はオールヘビーウエイト。さらにウッド調のプラグリップには、傑作西部劇『トゥームストーン』で使われたプロップをイメージする彫刻の入った真鍮製のエンブレムを再現。これは貴重だ。

 

ハートフォード コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル

 


 

ハートフォード
コルトSAA .45 バントラインSP ワイアットアープモデル

 

DATA

  • 全長:445mm
  • 全高:130mm
  • 全幅:43mm
  • 重量:850g(カートリッジ含む)
  • 装弾数:6発
  • 価格:未定(2025年6月中旬〜7月中旬発売予定)
  • お問い合わせ先:ハートフォード  TEL0120-187345

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:トルネード吉田/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

※当サイトで掲示している情報、文章、及び画像等の著作権は、当社及び権利を持つ情報提供者に帰属します。無断転載・複製などは著作権法違反(複製権、公衆送信権の侵害)に当たり、法令により罰せられることがございますので、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

Twitter

RELATED NEWS 関連記事

×
×