エアガン

2025/06/01

激レアモデルをモデルガンで初再現「タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン」

 

希少な3インチのステンレスフィニッシュが登場

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン

 

 1955年に発売されたコルトパイソンは射撃競技向けのハイエンド・ダブルアクションリボルバーとして設計・製作された。当初は命中精度を重視して6インチだけだったが、警察でも使いたいという声が上がり携帯しやすい4インチが作られ、ニューポリスパイソンとして広告されたという。さらに2.5インチ、8インチも作られた。そんなパイソンのバレルバリエーションの中でも「コンバットパイソン」とバレル左側に刻印された3インチモデルは希少な存在だ。そんなパイソンの3インチ、しかもコンバットパイソン刻印仕様の1980年代に登場したステンレスモデルに至っては一部のディーラーがコルトに別注した数挺しか存在しない激レア中のレアモデルだという。

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン

 

 タナカはその希少な“3インチ”の“ステンレスモデル”をステンレスメッキ仕上げのモデルガンとして初めて再現した。「COMBAT PYTHON」と刻印された3インチバレルは4インチや6インチと同様のベンチレーテッドリブとシュラウドを装備。レッドランプ付きフロントサイトとブラック仕上げのリアサイトにより視認性は良好。バレル、フレームに加えてシリンダーやスモールパーツにもやや艶を抑えたステンレスメッキが施されている。

 

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
3インチバレルの左側には「COMBAT PYTHON」と使用弾が刻まれている

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
レッドインサート付きのブラック仕上げのランプドタイプ・フロントサイト

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
コルトのダブルアクションリボルバーを象徴するアールの強いグルーブ入りトリガー

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
ターゲットシューティング向けにデザインされたフルアジャスタブルリアサイト

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
左側に設けられたサイドプレートにさり気なくコルトのトレードマークが施されている

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
ポリスポジティブスペシャルなどはハンマー側にファイアリングピンが付属しているが、パイソンはフレーム側に設けられている

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
3インチバレルに相応しいサービスサイズのチェッカーグリップが装備されている

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン
7mmキャップ火薬仕様の.357マグナム発火カートリッジ

 

 内部はR-model仕様となっており実銃同様の構造と独特なトリガーフィーリングで知られるコルトアクションが体感できる。サービスサイズのチェッカーグリップは3インチバレルとのバランスがよく見た目にもカッコいい。ステンレスフィニッシュのパイソン3インチはコレクションに加えて損はない1挺だ。

 

タナカ コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン

 

*写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります


 

タナカ
コルトパイソン.357マグナム 3インチ “R-model”ステンレスフィニッシュモデルガン

 

DATA

  • 全長:215mm
  • 全高:132mm
  • 全幅:41mm
  • 重量:510g
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥39,380
  • お問い合わせ先:タナカ

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年7月号に掲載されたものです。

 

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