レアな4インチライトニングを限定品としてリリース

 

 

　実銃のコルトモデル1877ライトニング／サンダラーのバレル長は4.5インチと6インチ、エジェクターチューブのないシェリフスモデルで2.5と3.5インチの計4種類が標準とされている。だが少数ながら1.5から10インチまでのバレルのモデルも作られたようだ。エジェクターは一定の長さ（約4インチ）が必要なため、モデル1877のバレルバリエーションで「エジェクター付きで4.5インチより短いバレルは造られていない」とされているが、実は現物が存在するのだ。これがコルトの純正品か、ガンスミスによるカスタム品なのかは判別できないが、ハートフォードは、このレアなライトニングモデルをハートフォード東京店の限定品としてリリースする。

 

 

　ライトニングの4インチでは、バレルとエジェクターがほぼ同じ長さとなり、SAAの4-3/4インチ銃身モデルと同じようなシルエットとなる。モデルガンの仕様としては「ABSカスタム」で、バレルとシリンダーの材質はABS樹脂で、フレームはヘビーウエイト樹脂という組み合わせだ。ABSカスタムはSAAモデルガンではお馴染みだが、ライトニングでは初だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

　異なる材質により、そのままでも2色のコントラストを楽しめるし、ヘビーウエイト樹脂のフレームはブルーイングによるドレスアップも可能だ。実銃のフレームはケースハードンなので、ブルーイングでケースハードン調仕上げにすると、よりリアルな雰囲気を味わうことができるだろう。

 

 

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ハートフォード
コルトM1877ライトニング 4インチABSカスタム

 

DATA

• 全長：215mm
• 全幅：122mm
• 全高：35mm
• 重量：494g（カートリッジ含む）
• 装弾数：6発
• 価格：￥42,350（2025年5月中旬発売予定）
• お問い合わせ先：ハートフォード

 

※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

 

 

この記事は月刊アームズマガジン2025年5月号に掲載されたものです。

 

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