2024/09/15
待望のオールヘビーウエイトモデル「タナカ SIG P226レールドフレーム エボリューション2オールヘビーウエイトモデルガン」
SIG系エボ2シリーズに待望のオールヘビーウエイトモデルが登場
今から40年前の1984年に実施されたXM9サービスピストルトライアルに参加したSIG SAUERのP226。このトライアルは皆さんご存じのとおりベレッタM92Fがアメリカ軍制式採用の座を勝ち取ったわけだが、P226は口径9mm×19弾仕様のダブルアクションオート、通称「ワンダーナイン」の一角としてアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズをはじめ世界中の軍・法執行機関で採用され、今なお使われ続けている。
その後、2017年にM17/M18の名称でアメリカ軍制式ハンドガンとして採用されたP320が同社の主力モデルとなり、P226シリーズはクラシックラインとしてラインアップされている。
そんなP226をタナカはガスブローバックガンとモデルガンで再現し、特に発火性能がアップしたエボリューション2(以下エボ2)仕様のモデルガンは多くのマニアを唸らせている。今回このエボ2シリーズにオールヘビーウエイトモデルが加わる。
従来型はフレームのみヘビーウエイト樹脂製でスライドは特殊樹脂製だった。スライドもヘビーウエイト樹脂製になることで、重量アップとブルーイングが楽しめるようになった。その他の特徴は従来型を踏襲。音抜けに特化した4つ穴トップを導入した5mmキャップ火薬仕様の硬質アルミ製EVO2快音カートリッジの採用、バッファースプリング付きリコイルスプリングガイド、補強プレートが追加された強化樹脂製バレル、スライドストップ周辺の耐久性向上など、発火性能の向上にプラスして全体に強度と耐久性アップが図られている。
P226レールドフレーム以外にもタナカのモデルガンSIG系はバリエーションが豊富なので、今後の製品展開が楽しみだ。
タナカ
SIG P226レールドフレーム エボリューション2オールヘビーウエイトモデルガン
DATA
- 全長:195mm
- 全高:142mm
- 全幅:37mm
- 重量:675g(カートリッジ含まず)
- 装弾数:15発
- 価格:¥36,080(2024年9月中旬発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
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TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年10月号に掲載されたものです。
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