2024/07/05
1980年代の傑作リボルバーにABSモデルが加わった「KSC キングコブラ ABSモデルガンシリーズ」
3つのバレルレングスを同時ラインアップ
1986年のコルトの150周年を記念して誕生したコルトキングコブラはパイソンの後継に見えるが、実際にはトルーパーマークⅤのアップグレードバージョンである。実銃はコルトがリボルバーから撤退した1998年に生産を終了している。
1994年に自社ブランドで製品の発売を開始したKSCから、この当時最新リボルバーであったキングコブラが発売された。それまでのリボルバーがトイガン独自のオリジナル機構であったのに対し、KSCのキングコブラは各パーツの形状から色調まで徹底的に再現したリボルバーの決定版である。リアルな構造を再現したおかげで、発売から30年近くたった現在でもまったく古臭さを感じることはない。パーツの精度が高く、堅実なメカニズムはオートマチックとは違った作動を楽しめる。特にマークⅤメカの特徴であるセーフティコネクターが再現されただけでなく動きもスムーズ。トリガーを引いた時の感触もS&W系とは異なるので、その違いも感じられる。
カートリッジは発火性能と音のヌケにこだわったモノで迫力満点。またスチールパーツにはMILフィニッシュが施されており錆にも強いのでバンバン発火しても大丈夫だ。各インチが揃った今こそ購入するチャンスなので即ゲットして欲しい。
KSC
キングコブラ ABSモデルガンシリーズ
DATA
- 全長:200mm/236mm/288mm
- 全高:149mm
- 全幅:40mm
- 重量:425g/445g/480g
- 装弾数:6発
- 価格:¥34,650/¥35,200/¥35,750
- お問い合わせ先:KSC
*データは前から2.5インチ、4インチ、6インチ
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:IRON SIGHT/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年8月号に掲載されたものです。
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