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2024/05/20

タクティカルギアメーカー公認のファンイベントが開催! FERRO CONCEPTS MEETING【GEAR PHOTO】

 

 アメリカのタクティカルギアメーカー「Ferro Concepts(フェローコンセプト)」の製品は、軍や法執行機関だけでなく、民間でも広く支持されている。使い勝手に優れたデザインは評判がよく、日本でも多くのサバイバルゲーマーたちに愛用されている。そんなFerro Conceptsの製品を身に着けた愛好者たちが集い、ゲームや撮影会を楽しむイベント「FERRO CONCEPTS MEETING」が開催された。好みの装備を着用して行なうゲーム以外に、協賛各社の特別賞に加えてスタイリングコンテストも開催され、コンテストのグランプリ受賞者は当誌に掲載される特典がついていた。

 ここではそのイベントの模様をお伝えしよう。

 

About FERRO CONCEPTS

 

photo by DOD

 

 Ferro Conceptsは、2010年にカナダのカルガリーで設立されたタクティカルギアメーカーだ。創設当初はカナダやアメリカの現役特殊部隊兵士だけでなく、世界中のエアソフターや装備マニアと情報交換を行ないながら装備を開発していた。そして現在は、アメリカ合衆国モンタナ州北西部にあるカリスペルに拠点を移し、アメリカ軍や法執行機関だけにとどまらず退役軍人組織であるForward Observations Group(FOG)など民間組織のフィードバックを基に製品開発を行なっている。

 


 Ferro Conceptsは製品は創設当初から軽量であることにこだわったデザインと素材選択が大きな特徴となっている。製品はレーザーカッティングによるMOLLE/ PALS対応のスリットを備え、ベルクロを用いた各種モジュールの装着方法を導入。その結果、耐久性を落とさずに縫製数を減らすことでコストダウンと重量軽減を実現している。今となってはレーザーカッティングは当たり前の手法となっているが、Ferro Conceptsは他社に先駆けて導入していた。常に最先端の装備を供給するメーカーとして日本でもファンが多い。

 

Ferro Conceptsプレートキャリア(FCPC)は、同社が10年の歳月を費やして開発したプレートキャリアだ。現在バージョン5まで進化したFCPCは、防弾プレートを収納する前後カバーであるFCPC V5 Baseを中心に、各種カマーバンドやアクセサリーを任意に選択・装着できる

 

今回のイベントの参加レギュレーションはFERROのアイテムを1点着用すればOKとなっており、同社の製品を愛用するユーザーが多数集結した

 

イベント主催と開催会場にもなったBLKFOX AIRSOFT FIELDオーナーのBLKFOX GENKI(@BLKFOX737)氏もゲームやスタイリングコンテストに参戦。着用しているFCPC V5のAOR-1は民間非売品とされる激レアアイテムだ

 

FCPC V5のバックパネルにはADAPT Back Panelsと呼ばれるバックパネルが数種類ある。その中の一つであるBack Panel Bangerは、上部にフラッシュバン、スモークグレネード、ARマガジンなどのアイテムを収納できる3つのマルチフィットポケットがあり、下部のGP(汎用)ポケットには作戦に必要なアイテムを収納可能だ。Back Panel Double Pouchは、2つの大きな積み重ねられた汎用ポケットを装備しており、FCPC V5の収納力をアップすることが可能となる。The SlicksterはMOLLE/PALSなどのアクセサリーアタッチメント類を持たず、従来のソフトアーマーカバーを思わせる仕様になっている

 

 本イベントの主催であるGENKIさんいわく、#スニサバ参加者のFerro Concepts着用率の高さから本イベントを企画、関係各所に相談をして開催となったそうだ。新しいスタイルの装備系イベントとして今後の展開が楽しみである。ぜひ次回開催時にはFerro Conceptsの装備を使ったお気に入りのスタイルで参加してみてほしい。

 

TEXT:Ghost(Ghost in the Dark)

PHOTO:BLKFOX_GENKIKazuko
EVENT SPACE:BLKFOX AIRSOFT FIELD
SPECIAL THANKS:Ferro Concepts、Advanced Assault Gear(Ferro Concepts日本総代理店)、geartles(Ferro Concepts取扱店)

 

この記事は月刊アームズマガジン2024年6月号に掲載されたものです。

 

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