2024/03/23
Kフレームダブルアクションリボルバーの原点“ハンドエジェクター”を再現「ハートフォード スミス&ウェッソン M1899ミリタリー&ポリス ファーストバージョンモデルガン」
S&W M19の先祖といえるリボルバー
M10やM15、M19、ビクトリーモデルといった往年のスミス&ウェッソンのKフレームダブルアクションリボルバーをリリースしてきたハートフォードから、ついにM1899ミリタリー&ポリスファーストバージョン(.38ハンドエジェクターM&P 1stモデル、以下ハンドエジェクター)が「マニアック200」として東京店限定でリリースされる。
実銃のハンドエジェクターは、現行のスミス&ウェッソンのKフレームダブルアクションリボルバーの原点といえるモデル。口径は.38ロングコルトまたは.38 S&Wスペシャル、シリンダーはスイングアウト式で装弾数は6発、バレル長は4インチ、5インチ、6インチ、6-1/2インチがあり、バレル下部にエジェクターロッドを固定するためのエジェクターハウジングがないのが特徴である。モデル1899としてアメリカ軍に採用され、その後ビクトリーモデル、モデルナンバー制移行後はモデル10へと進化していく。
歴史資料的にも貴重なコレクターズモデル
ハートフォードはこのハンドエジェクターをモデルガン化。ラウンドバットの5スクリューフレーム左側に現行モデルにはないピンのほか、エジェクターハウジングのないスリムな6インチバレル、半月状のフロントサイト、ナロートリガー、チェッカードハンマー、ランヤードリング、さらにPocket's Gunsmithingの協力のもとスミス&ウェッソンのロゴ入りハードラバーグリップが再現されている。表面はオールドモデルらしくエイジドフィニッシュとなっている。
今までハンドエジェクターは製品化されてこなかっただけに、このモデルは貴重な存在だ。200挺限定なので欲しい方は早めに手に入れよう。
※写真は試作品です。実際の製品と異なる場合があります
ハートフォード
スミス&ウェッソン M1899ミリタリー&ポリス ファーストバージョンモデルガン
DATA
- 全長:255mm
- 全高:140mm
- 全幅:37mm
- 重量:514g(カートリッジ含む)
- 装弾数:6発
- 価格:¥49,500(2024年4月頃発売予定)
- お問い合わせ先:ハートフォード TEL0120-187345
※記事中の価格表記は掲載時点でのものであり、特に記載のない限り税込みです。また、物価や製造コストの上昇、為替レートの変動により記事中に記載の仕様、価格は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2024年4月号に掲載されたものです。
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