エアガン

2023/10/08

懐かしのMGC GLOCKスナイパーカービンを復活させよう【カスタム】

 

GLOCK スナイパーカービンを復活させる!

 

 

 最近のマイブームはピストルカービンの製造だ。実物のカービンキットやトイガン用のキットなど多彩なカービンを作ってサバイバルゲームに投入している。最新のカービンキットに満足しガンラックに収納しようとしたその時、目に飛び込んできたのは長らく使っていないMGC製のGLOCKスナイパーカービンだった。もはやマガジンもなく撃つことはできない。イヤ、マガジンがあったとしても性能は最新型GLOCKの足元にも及ばない。ピストルカービンの素晴らしさを最初に教えてくれた思い出深いこの愛銃も、このままではきっと永久に使わなくなってしまうだろう。そこで今回はこのGLOCKスナイパーカービンを復活させることにした。往年の雰囲気を残しつつ最新の性能を与えるカスタムに挑戦したい。

 

※トイガンを分解すると、メーカー保証や修理を受けられなくなります。分解する場合は自己責任の下に行なってください

 

MGC GLOCKスナイパーカービンを分解

 

キャリングハンドルをマウントベースから取り外す。一般的なマウント固定式なので六角レンチがあれば簡単に外せる

 

マウントベースのスロットは2スロットと少ない。このままでは搭載できるオプティクスが限られてしまうのでスロットの追加が必要だ

 

ハンドガードは上から4カ所ネジで留まっているのでネジを外せば上下に分割できる。大きな傷が確認できるので修正箇所としてチェックしておく

 

上部のハンドガードを外すと延長されたインナーバレルが現れる

 

マズルは前方に引き抜くだけで簡単に外すことができた

 

サイドのプラスネジ2本ずつ、計4本でストックと固定されているのでネジを外す。こちらもストックに小傷が確認できる

 

バレル側を持ち上げ、斜めにして下方から銃を抜く

 

マウント底部に2本のマイナスネジで銃と固定されている。パーツ構成がシンプルなのでストックから銃を問題なく外せた

 

分解完了

 

東京マルイ G17Gen.4の加工準備

 

今回、現行GLOCKの中で最高の性能を誇る東京マルイG17Gen.4を使用する。これにマウントベースを固定するための加工を施す

 

マウントの位置を確認してマジックで印を付ける。位置の確認が目的なので印は大雑把で構わない

 

フロントシャーシシャフトを抜く。シャフトに抜け防止のローレットがあるので、必ず右側からシャフトを抜かなければならない

 

シャフトを抜くとスライドストップとバネが外せる

 

スライドロックもサイドから外してしまう

 

フロントシャーシを固定するプラスネジを外す

 

フロントシャーシを取り出すと加工するのに必要なセーフティプレートを取り出すことができる

 

 MGC GLOCKスナイパーカービン側はシンプルな構造のため、分解に支障が発生することはなかったが、元の銃のインナーバレルが想像以上に長いことが判明した。ハンドガード内にはアウターバレルがないので、今回使用する東京マルイ G17Gen.4用のロングバレルを用意する必要がある。肝心のマウントの固定方法だがベースガンと同様にセーフティプレート部にネジ穴を開ければ固定できそうだ。今回は必要な部品の確認とレイアウトが決められたので幸先のよいスタートが切れたようだ。

 月刊アームズマガジン2023年12月号ではこの続きを掲載する。気になる方はそちらをご覧いただければ幸いだ。

 

TEXT:IRON SIGHT

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年11月号に掲載されたものです。

 

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