エアガン

2023/08/23

コルトのミリガバを圧倒的リアリティで再現「エラン コルトM1911A1ミリタリー」

 

他を圧倒するリアリティを誇る“GIコルト”

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー

 

 ベレッタM9(M92F)に代わるまで70年以上にわたってアメリカ軍の制式採用拳銃の座にあったM1911A1(通称ミリガバ)。第二次世界大戦中は生産量を増やすためにコルト以外にイサカやレミントンランド、ユニオンスイッチ&シグナルといったメーカーでライセンス生産されたが、やはりコルト製がいちばん人気があり質も高いという。

 

 

手にすればわかる、別格の存在感を放つモデルガン

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー

 

 今回エランから発売されるM191A1は、現在まで続くガバメントモデルの原点といっても過言ではないコルトのM1911A1、別名“GIコルト”である。実銃の特徴であるパーカライズドフィニッシュは硬質でやや艶があり、光の具合によってグレーやオリーブドラブに見える独特な色合いをしている。

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
表面はやや艶のある独特な色合いのパーカライジングの色合いに近づけられている

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
スライド前部はミリガバの特徴である窒化処理の雰囲気が絶妙に再現されている

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
スライド左側にはパテントデートやコルトのアドレスが刻まれている

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
実物同様マーブル模様がうっすらと再現されたフルチェッカーグリップ

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
焼付塗装が施された金属製パーツ類。スライドやフレームとの色合いもマッチしている

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー
リアサイト前方にはプルーフマーク(P)とゼロイン時に欠かせないインデックスラインが再現されている

 

 エランはその色合いだけではなく硬度を上げるために施されているスライド前面の窒化処理もリアルに再現している。トリガーやハンマーといった金属製パーツは焼付塗装が施されており、仕上がりが美麗なだけではなく塗膜も丈夫になり傷が付きにくい。フルチェッカーグリップも仕上げが改良されて質感がアップしている。見た目はもちろん手にした時の重量感も今までトイガン化されたコルトM1911A1とは別格の存在感を放っている。やはりGIコルトなくしてガバメントは語れない。

 

エラン コルトM1911A1ミリタリー

 


 

エラン
コルトM1911A1ミリタリー

 

DATA

  • 全長:220mm
  • 全高:140mm
  • 全幅:33mm
  • 重量:980g
  • 装弾数:7発
  • 価格:¥206,800
  • お問い合わせ先:エラン

 

TEXT&PHOTO:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年9月号に掲載されたものです。

 

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