2023/08/17
恐竜VSパワードスーツ!! チーム対戦型マッシヴアクション『エグゾプライマル』【Armsゲームレポート】
アームズマガジンウェブ編集部が不定期で様々なゲームを紹介していく「Armsゲームレポート」。第6回はオンライン専用チーム対戦型マッシヴアクション、『エグゾプライマル』を紹介しよう。
突然だが、「恐竜」は男子なら誰もが大好きな存在だと思う。大迫力の巨体、力強い牙や角…。図鑑や博物館で、その姿を夢中になって眺めた記憶は誰しも持っていることだろう。
一方で、「パワードスーツ」も男らしさの象徴のような存在である。身にまとうことで強大なパワーを発揮し、生身では持ち上げられないような強力な武器を使い戦う…その姿はまさに特撮ヒーローのように力強くヒロイックで、これも男なら誰しも一度は憧れたことがあるのではなかろうか。
では、そんな恐竜とパワードスーツがガチガチにぶつかり合うゲームがあれば、非常にアツくて面白いのではないだろうか!?
……そう、察しのついた方も多いだろう。あるのだ。そんなゲームが。
というわけで今回は、恐竜とパワードスーツが激突するチーム対戦型ゲーム、『エグゾプライマル』を紹介していくぞ!
最凶を最強でぶっ潰せ!
STORY
西暦2043年。
時空のゆがみ「ボルテックス」から恐竜が出現する「恐竜災害」が、世界各地で発生するようになって3年。
ハンマーヘッズという部隊に所属するエグゾファイター「エース」は、哨戒任務中に突如発生したボルテックスによる事故でビキトア島に不時着する。
そこで遭遇した新世代AIリヴァイアサンによって、無限に繰り返されるウォーゲームへと強制的に参加させられてしまう。
別部隊のエグゾファイター「マグナム」との出会いによって、リヴァイアサンによるウォーゲームは、毎回3年前の同じ日にエグゾファイター達が転送されて開催されていることが判明する。
なぜウォーゲームは過去の同じ日に行われているのか?
なぜリヴァイアサンは恐竜を召喚するのか?
新たな謎が浮かび上がり、混乱するハンマーヘッズのメンバーは、さらに驚愕の人物を目撃することになるのだった。
繰り返されるウォーゲームを生き残れ!白熱のオンライン対戦
『エグゾプライマル』はジャンルを「オンライン専用チーム対戦型マッシヴアクション」としている。他のマルチプレイ対応タイトルなどとは違って一人プレイ専用のストーリーモードのようなものはなく、オンライン対戦そのものがストーリーを兼ねている形だ。プレイヤーは最新鋭パワードスーツ・「エグゾスーツ」のパイロット、「エグゾファイター」として、繰り返し行われるウォーゲームに強制参加させられてしまう。マルチプレイを楽しみつつ物語も追体験できるのは、忙しい現代人には非常にありがたい要素だ。
本作のメインコンテンツである「ディノサバイバル」は、5人で構成されたチーム同士が競い合う「対戦型PvE」だ。すなわち、各チームごとに転送されてくる恐竜と戦い、リヴァイアサンから与えられたすべてのミッションをより早くクリアすることを目的に競い合う。ステージは複数に分かれており、ミッション内容によってクリアする目標が違う。目標を早く達成するほど、最終的な勝敗を分けるファイナルミッションを早く開始することができるので、チームの息を合わせて素早くクリアしていきたいところだ。一方、ファイナルミッションに出遅れてしまったチームも大型恐竜を操作できる「ドミネーター」などを使うことで、相手を妨害して足止めし、追いつくことも可能。最後まで油断できないスリリングな戦いが繰り広げられる。
「ロール」を使い分けろ!
『エグゾプライマル』に登場するエグゾスーツには、「アサルト」・「タンク」・「サポート」の3つのロール(役割)が割り当てられている。「アサルト」は高い火力で敵を倒す攻撃役、「タンク」は鉄壁の防御力を活かして敵を引き付けて味方を守る盾役、「サポート」は味方の回復や敵の妨害などを行なう補助役だ。5人のチームメンバーがバランスの取れた比率でロールを選択できれば、勝利がぐんと近づくだろう。
通常こうしてロールが分かれているゲームでは、マッチが始まってしまうとキャラクターの変更が不可能なものが多く、そのため俗に「編成事故」と呼ばれるような、ロールの比率が大きく偏ってしまうような事態に陥った場合に取れる手段が非常に少なくなる。しかし本作では、マッチが始まった後でも任意で使用するエグゾスーツを変更可能。チーム内の比率だけでなく、「敵の攻撃が激しいから回復役がもう一人要るな…」というように、戦況に応じてスーツを使い分けることもできるのだ。単純な戦闘力だけでなく、戦況を俯瞰する戦術眼も重要な要素となるだろう。
個性豊かなエグゾスーツで戦え!
各エグゾスーツは固有のスキルを持つほか、戦闘中にも換装できる「リグ」と呼ばれる共用可能な武装を装備しており、それらを使いこなすことで戦闘を有利に進められる。
また、エグゾスーツ自体の性能もそれぞれ非常に個性的。自分の好きなスーツを極めてもいいし、すべてのスーツの特徴を理解し、戦況に応じて乗り換えるのもありだろう。
それでは、ゲーム内で登場する10体のエグゾスーツの中から、一部を紹介していこう。
■デッドアイ
アサルトロールの「デッドアイ」は、銃火器を装備した汎用性に優れるスーツだ。威力と装弾数のバランスに優れたアサルトライフルでフルオート射撃を行なったり、グレネード弾を放ち敵の集団を一気に殲滅するなど中~遠距離戦を得意としている。また、敵を前方に吹き飛ばす掌底攻撃で近距離戦もこなすなど、活躍の場を選ばないスーツだ。
■ゼファー
ヒロイックな外見の「ゼファー」は、接近戦に特化したアサルトロールのスーツだ。高い機動力を活かして一気に敵の懐に入り込み、両腕に装備したトンファーで素早く連撃を叩き込むことができる。そのぶん装甲が薄いため上級者向けと言えるスーツだが、使いこなすことができれば一気に戦局を有利に傾けられるだろう。
■ロードブロック
タンクロールの「ロードブロック」は、左腕のシールドで味方を護ることに特化したスーツだ。ずんぐりとした見た目からも分かるとおり高い防御力を持ち、シールドを展開すればまさに鉄壁。さらに、挑発を行なって敵の注目を自身に集めることで、味方が安全に戦える状況を作り出すことができる。味方にいると非常に頼もしい、いぶし銀なスーツである。
■ウィッチドクター
「ウィッチドクター」は回復に特化したサポートロールのスーツだ。回復するフィールドを展開することで周囲の味方の装甲を修復することができる。このフィールドは自身の体力も回復できるため、被弾を気にせず最前線で回復し続けることも可能だ。さらに手にした杖から電流を流し続け恐竜に麻痺効果を与えることも可能。高い攻撃力こそ持たないものの、味方に有利な状況を作り出すことで勝利に貢献できる。チームの縁の下の力持ちとなるスーツだ。
チーム対戦型マッシヴアクション『エグゾプライマル』はXbox Series X|S、Xbox One、PlayStation5、PlayStation4、Windows、Steamで好評発売中のほか、Xbox Game Passに登録していれば無料で遊ぶことができるぞ。この夏はエグゾスーツに乗り込んで恐竜とガチンコバトルを繰り広げよう!
エグゾプライマル
- ジャンル:オンライン専用チーム対戦マッシヴアクション
- 好評発売中
- 対応プラットフォーム:Xbox Game Pass、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows、PlayStation5、PlayStation4、Steam
- プレイ人数:オンライン専用 1-10人
- レーティング:CERO D(17歳以上対象)
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開発元:カプコン
- ダウンロード版希望小売価格:¥7,990(スタンダードエディション)/¥8,990(デラックスエディション)
※プレイするにはネットワーク環境とCAPCOM IDが必要になります
TEXT:ポスカ/アームズマガジンウェブ編集部
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