2022/10/28
リボルバーをより撃ちやすくするグリップ「S&W Kフレームラウンドバット対応 コンバットシューティンググリップ」
シューティングマッチ実力者
毛野ブースカ企画・監修グリップ!!
シューターのために作った
実用主義の木製グリップ
オートマチック派の私ではあるが、タナカのS&W M19 PC 3インチ“Kコンプ”HW Ver.3ガスガンは大好きなリボルバーで、シューティングマッチで使おうと購入したのだが、どうしても変更したい部分があった。それはグリップだ。
付属のアンクルマイクスタイプラバーグリップのフィンガーチャンネルは私の好みにあわず、フィンガーチャンネルがないチェッカー入り木製グリップにしたかった。探したところKフレームラウンドバット用で、木製やG10製のフィンガーチャンネルがないグリップはまったくといいほど見つからない。かつてパックマイヤーからリリースされたジョーダングリップか、YouTubeで有名な「リボルバーの神様」ジェリー・ミチュレックが作ったJMグリップが理想なのだが、どちらも入手困難。こうなると自作するしかないと思っていたところに、今回の商品企画の話が持ち上がった。
S&W Kフレームラウンドバット対応
コンバットシューティンググリップ
価格:¥16,280
対応銃:タナカM19 シリーズ、スモルトシリーズなどKフレームラウンドバット
製造を依頼したのはハンドガン用木製グリップを製造しているパンドラアームズ。このようなグリップを作るのは初めてとのことだったが、出来上がってきたグリップはまさに私の理想そのもの。トリガーに指がしっかり届くことからダブルアクションで連射しやすくなった。チェッカリングのキメもほどよく、いたずらにエッジが立っていないので、リロード時の握り直しもスムーズにできる。さらに左右の厚みを抑えたのでコンシールドキャリースタイルにも適している。いち早くシューティングマッチに実戦投入したい。
こちらのグリップは全国のホビーショップやトイガン・ミリタリー専門店、アームズマガジン公式WEBショップで発売中だ。気になる方にはぜひチェックしていただきたい。
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2022年11月号 P.92をもとに再編集したものです。