実銃

2022/01/25

【明日締切!!!】改めて実銃と比較してみた【ストラウプPPCカスタム】

 

今一度語ろう!

 

 いよいよ明日、1月26日(水)23時59分で受注締切となるタナカ×アームズによる夢のコラボアイテム「モデル65 ストラウプPPCカスタム モデルガン」。

 これまで度々レビューしてきましたが、受注締切を目前とした今! 改めて「ストラウプPPCカスタム」の実銃と、トイガンメーカーの雄・タナカの技術により再現されたモデルガンとを比較。ロマン溢れるこの銃の魅力と、モデルガンとしての完成度の高さをお伝えしましょう!

 

 

 1970年代から80年代にかけて月刊Gun誌のレポートを中心に日本で紹介されて広く知られるようになったPPC。

 PPCはかつて全米で流行した警察官の射撃訓練コースのことで、ポリス・プラクティカル・コンバット、プラクティカル・ピストル・コース、ポリス・ピストル・コンバットなどの略とされており、決められたコースで60発撃った合計点数により競われる。このPPCで高得点を得るためにカスタムリボルバーが作られるようになった。

 PPC用カスタムリボルバーで有名なデイビスやクラークなどのカスタムリボルバーは、マズルジャンプを抑えてコントロールしやすし、かつ狙いやすくするためにヘビーバレルやバレルリブ、アジャスタブルサイトが装着されており、競技には適していたがかなり重く(2㎏近くあったという)キャリーするには向いていなかった。

 

 そんな中、月刊Gun誌やコンバットマガジン誌で活躍したフォトグラファーのイチロー・ナガタ氏が今から42年前、PPC競技に使える精度を持ちつつキャリーできるPPCカスタムリボルバーを考案。ガンスミスのE.R.ストラウプに持ち込んで完成させたのが、ストラウプPPCカスタムである。

 .357マグナム弾仕様のスミス&ウェッソンモデル56をベースに、長さ6インチのスラブバレルとリブ、イライアソンサイト、トリガーチューンを施しつつ作動性を重視したワイドハンマーが採用された。

 月刊Gun誌1980年12月号で紹介されたその銃は、多くの読者の記憶に残るカスタムリボルバーとなった。

 

イチロー・ナガタ氏によるPPCカスタムリボルバーのレポートが掲載された「月刊Gun誌1980年12月号」の表紙。当時、表紙を飾るこの銃のカッコ良さに憧れた読者も多いはず

 

 

 今回タナカとのコラボによって再現されるストラウプPPCカスタムは、月刊アームズマガジンの姉妹誌「月刊ガンプロフェッショナルズ」のライターであるToshi氏が実際に所有している4インチモデルをモチーフにしている。

 

 実銃同様、フィクスドサイト仕様のモデル65/ラウンドバットフレームをベースに、ステンレス調メッキが施された4インチスラブバレル、ガード付きフロントサイトとイライアソンサイトが搭載されたステンレス削り出しのバレルリブが装着されている。

 タナカのKフレームシリーズでは初となるカウンターボアードシリンダー、ベークライト製ニールタイプグリップを採用。さらにタナカの.38 splモデルガンカートリッジでは初となる.38 spl Wキャップカートリッジが一般販売に先駆けて付属する。

 

 PPC競技に使えつつキャリーできる実戦的なリボルバーを目指して作られた異色のカスタムリボルバーであるストラウプPPCカスタム。40年経った今見ても古さを感じさせず、その魅力はまったく色褪せていない。

 当時の月刊Gun誌の記事を見て感銘を受けた方はもちろん、新たに興味を持った方も、受注締め切りまでわずかだが、是非この機会に手に入れてほしい。

 

実銃のストラウプPPCカスタム。PPC競技用としてだけではなくキャリーガンとしても使えるようにデザインされており、端正でスマートなフォルムは約40年前に作られとは思えない

 

対してこちらはモデルガン、タナカとアームズマガジンとのコラボによるモデル65ストラウプPPCカスタム。実銃と比べてみると、スラブサイトの4インチバレル、バレルリブ、レシーバーの形状などが忠実に再現されていることがわかる

 

 

ステンレス調メッキ仕上げのスラブサイド4インチバレルにステップドクラウン仕様のマズル

 

 

ストラウプPPCカスタムを象徴するバレルリブはステンレスからの削り出し。バレルには2本の六角ボルトを使用してしっかり装着されている。イライアソンサイトは上下左右に調節でき、実銃と同じくブレードのエッジが丸められている

 

 

スミス&ウェッソンと同じシリンダーロッドのロッキング方法を再現。ロッキングボルトケースはステンレスからの削り出し

 

 

スミス&ウェッソンのモノグラムはサイドプレート側に施されている

 

 

Kフレームシリーズではタナカ初のカウンターボアード(リセスド)シリンダーを採用

 

 

カウンターボアードシリンダー導入に伴いフレーム左側面にある半円状の突起は、フレームに穴を開けて別パーツをはめ込むことで突起の位置を変更

 

 

プライマーの打撃痕を確認することで残弾が判別できるリコイルシールドの穴もしっかり再現

 

 

左右非対称のベークライト製のニールタイプグリップを標準装備。ラウンドバットフレームなので各種カスタムグリップに換装できる

 

 

今回のコラボのために一般販売に先駆けて付属する.38スペシャル+弾をイメージしたダブルキャップ仕様の.38スペシャルカートリッジ

 

 

ダブルキャップカートリッジを使って発火させたところ。7mmキャップ火薬を2個使用するダブルキャップ仕様ならではの迫力ある発火が楽しめる

 


 

 現在好評受注受付中のタナカ×アームズマガジンによるコラボモデルガン「モデル65 ストラウプPPCカスタム」の受注締切は明日!!

1月26日(水)23時59分までとなっております!!

 

 ご購入方法は下記をご確認ください。

 期間限定の完全受注生産品につき、今後は入手できない可能性大なアイテムです。ぜひこの機会にお手元にお迎えください!

 


 

タナカ×アームズマガジン 発火式モデルガン
モデル65ストラウプPPCカスタム

 

DATA

  • 製造:タナカ

  • 全長:約245mm

  • 重量:約700g(カートリッジ含む)

  • 装弾数:6発

  • 材質: 本体(ABS+メッキ)+一部ステンレス削り出し専用パーツ(バレルリブ・ロッキングボルトケース)+ベークライトニールタイプグリップ

  • 表面仕上げ:ステンレス調メッキ

  • フレーム:Kフレームラウンドバット

  • 付属品:新型.38スペシャル W-capカートリッジ

  • 価格:¥60,500(完全受注生産品)

  • お問い合わせ:ホビージャパン

 


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【実銃】キャリー志向のPPCカスタム「S&W Model 65 E.R.STROUP PPC Custom Grand Master」

 

タナカ×アームズコラボ企画の裏側

PPC と 限定品 と 雑談 と

 

▼動画によるレビュー

【受注中】タナカ×アームズマガジン 限定品モデルガン「ストラウプPPCカスタム」の製品サンプルを世界最速で撮影してみた

 

【タナカ×アームズマガジン】完全受注生産品!モデル65 ストラウプPPCカスタムを実射レビュー!

 

 

ご購入方法

本製品はアームズマガジン限定の完全受注生産品となっております。

限定品のため、一般店舗では購入できません。

ご注文方法は以下の2つからお選びください。

 

  1. (1)ポストホビーWEB SHOPでのお申込み
  2.  
  3.  

 (2)ポストホビー厚木店でのお申込み

※雑誌に掲載の申込用紙によるお申込みは締め切りました。

 

  • お申込み期間:2022年1月26日(水)23時59分まで
  • お届け予定時期:2022年6月頃予定(2次出荷分)
  • 価格:60,500円(税込)(本体価格55,000円+税)

 

※完全受注生産品につき、お支払いは先払いとさせていただきます。

※お客様都合によるキャンセルはお受けできません。
※送料として別途550円(税込)がかかります。
※ご注文数はおひとり様3挺までとさせていただきます。

※おかげ様で初回出荷分のご注文をいただきましたため、現在は2次出荷分にて承っております。お届けは2022年6月頃予定です。

 

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