エアガン
2021/10/29
伝説のメイドインジャパンのリボルバー「リバティチーフ.38スペシャル 2インチモデルガン」
新進気鋭メーカーの第一弾モデルガン試作品をレポート!
伝説の「Made In Japan」リボルバー
数少ない国内実銃メーカーであるミロク製作所。ハンティングやクレー射撃用のショットガンやライフルの製造で有名な同社だが、1960年代に海外市場向けに口径.38スペシャル、装弾数6発のダブルアクションリボルバー「リバティチーフ」を製造していたことがあった。まだスモルト(スマイソン)も存在しなかった時代に、S&Wとコルトの特徴を詰め込んで仕上げた設計は、まさに日本の職人技と言えるものであった。
新進気鋭のモデルガンメーカーによる初のモデル化
このリバティチーフを製品第1弾としてチョイスしたのは、「モデルガンユーザー 再燃プロジェクト」と銘打って立ち上げられた新進気鋭のモデルガンメーカー「A!CTION(ア!クション)」だ。なお、今回ヘビーウエイト樹脂製の発火式モデルガンとして再現するリバティチーフは、トイガンとしても初めての製品化となる。
リバティチーフにはバリエーションが数種類存在するが、その中から最もアメリカに渡ったとされる「MarkⅥ」と言われるタイプをチョイス。S&Wとコルトのリボルバーを足して二で割ったようなデザインを持つ実銃の特徴を忠実に再現している。
写真の2インチのほかに3インチ、キットモデルが用意されるとのこと。今回撮影に用意したものは未仕上げのサンプルだが、製品版が入手でき次第、詳しくレポートする。
※写真は試作品です。実際の製品とは異なる場合があります
A!CTION
リバティチーフ.38スペシャル 2インチモデルガン
DATA
- 全長:164mm
- 全高:113mm
- 全幅:36.5mm
- 重量:500g(カートリッジ含む)
- 装弾数:6発
- 価格:¥55,000(発火カート6発付き。11月15日発売。500挺限定)
- お問い合わせ先:エム・アイ・イー総研アクション事業部
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2021年12月号 P.27より加筆・再編集したものです。