エアガン
2021/02/03
KSC「Cz75アキュライズ1 ヘビーウエイトガスブローバックガン」製品レビュー
ショートレールベースのヴィンテージカスタム
Cz75は1975年に旧共産圏のチェコスロバキアで開発された9mmオートピストルだ。共産圏であるがゆえにコストをあまり気にせず作られたカスタムガンのような銃として注目された。工作精度が高く、手にしっくりと馴染み、射撃精度も高い。
これを.45オートの神様ジェフ・クーパーが絶賛したことから人気が高まり、アメリカでは入手しにくいことも重なって、さらに人気が過熱していったとされる。日本でも同様に人気が高まり、様々なタイプのトイガンが作られ、熱狂的なファン、Cz使いを指すシーゼッターなる言葉まで生まれたほどだった。
KSCも早くからCz75をトイガン化していたが、この度、ショートレールと呼ばれる初期型をベースにした、1980年代なコンバットカスタム、アキュライズ1を発売することになった。ホワイトライン入り旧ハイニータイプリアサイト、厚底の真鍮製マガジンバンパー、Czクローンから移植されたロングスライドストップなど、当時を感じさせるカスタムポイントの数々はオールドファンならずとも食指が動くはず。限定生産のため、手に入れたいならできるだけお早めに!
DATA
- 全長:206mm
- 全高:147mm
- 全幅:35mm
- 重量:900g
- 装弾数:23発
- 価格:¥29,500(限定販売品)
- お問い合わせ先:KSC
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
PHOTO:広中惟磨(スタジオゼット)
MODEL:斉門里奈
HAIR&MAKE UP:西田聡子
この記事は月刊アームズマガジン2021年3月号 P.88より抜粋・再編集したものです。