2020/11/20
詳報!タナカ「COLT PYTHON “冴羽獠” MODEL ペガサス式ガスガン」
あの伝説のスイーパー“冴羽獠”の愛銃
コルトパイソン4インチがエアガンで登場!
人気漫画『シティーハンター』の主人公・冴羽獠が持つコルトパイソンが、『シティーハンター』の原作者である北条司氏とタナカとのコラボレーションによって公式モデルとして初めて登場することは先日の速報でお届けした。また本日、発売日が12月10日(木)に決定したことが発表された。本記事ではこのモデルの特徴について詳しく紹介していく。
今回タナカはこのモデルを再現するにあたり、リアルさに定評のあるペガサス式ガスガン・コルトパイソンR-model 4インチヘビーウエイトをベースに、原作漫画におけるサイレンサー付きのパイソンの再現に重点を置いて製品化することを決定。実銃ではリボルバーにサイレンサーを装着しても構造上、充分な消音効果は得られない。しかし、タナカは原作が誕生した1980年代当時の劇中における世界観を重視。あえてサイレンサー付きを再現することにした。
専用サイレンサーを装着するためにマズル内側にはネジが切られており、そこにサイレンサーがねじ込まれる。専用サイレンサー左側には刻印が施され、さらにタナカが音響工学の視点から独自開発した「ドラム・バッフル」が内蔵されている。
さらにフレームには、“冴羽獠のコルトパイソンは伝説のガンスミス「真柴憲一郎」によってチューンされ性能が格段にアップしている”という設定を受けて北条氏によって新たに描き下ろされた「真柴のイニシャル(MK)」と、獠の愛車であるミニのナンバープレートにちなんだ「E1919」がシリアルナンバーとして施されている。
銃本体に加えて北条氏のイラストを使用した豪華パッケージも付属している。
原作漫画に登場するサイレンサー付きを再現。設定ではガンスミスによるチューンも施されておりカスタムモデルの雰囲気が漂う
原作を重視して再現されたコルトパイソン専用サイレンサー
サイレンサー左側には「FOR COLT PYTHON ONLY CAL. 357 MAG」の刻印が施されている
サイレンサーにはタナカがこだわったドラム・バッフルが内蔵されており、高い消音効果を発揮する
マズルは金属製のネジが切られたアタッチメントが組み込まれて別パーツになっており、サイレンサーがしっかり固定できる
シリンダーヨークが収まるフレーム内側には真柴憲一郎のイニシャル「MK」とシリアルナンバー「E1919」が施されている
R-model仕様のペガサス式ガスガンをベースとしており、リアリティ・実射性能ともに申し分ない
R-model化で内部メカニズムがリアルになり、コルト独特のダブルアクションフィーリングが味わえる
原作イラストを使用したパッケージ。表面はパイソンを手にした冴羽獠。側面には、彼への依頼の合言葉である「XYZ」の3文字が
もう一方の面にはお馴染みのキャラクターたちが描かれている
ついに明かされることになった冴羽獠のコルトパイソン4インチ。『シティーハンター』ファンはもちろん、リボルバーマニアにも手に取ってほしい逸品だ。
DATA
- 全長:339mm(サイレンサー含む)
- 重量:約970g(サイレンサー含む)
- 装弾数:12発
- 価格:¥35,800(12月10日発売予定)
- お問い合わせ先:タナカ
©北条司/コアミックス 1985,版権許諾証AO-210
TEXT:毛野ブースカ
この記事は月刊アームズマガジン2021年1月号 P.24~25より抜粋・再編集したものです。