2020/11/14
ダイキ工業「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー破壊大帝メガトロン」製品レビュー
破壊大帝メガトロンのガンモードを水鉄砲で再現
車や飛行機がロボットに変形するアニメ『トランスフォーマー』シリーズ第1作目として1985年から1986年にかけて放映されたアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』。アラフィフ世代なら一度は観たことがあるかもしれないこのアニメに登場する敵役・デストロン軍団の破壊大帝メガトロンは、車や飛行機ではなくP38をモチーフにした銃器に変形する。
そんな破壊大帝メガトロンの変形モードをダイキ工業は水鉄砲で再現した。
マットシルバー仕上げの銃本体に、エクステンションバレルやスコープ、スケルトンストックが装着されたスタイルは『0011ナポレオン・ソロ』に登場するP38を彷彿とさせる。劇中では実銃と同じスケールではないが、ダイキ工業は実銃に近いスケールでモデル化。劇中同様の分割ラインやデストロンマーク、銃身が太いというアニメーションデザインを再現するために、実在する.45口径バージョンを参考に設計したという。
スライドとフレームの噛み合わせ部分やスライド後部のコッキングインジケーターなど、P38特有のディテールもリアルに再現。『トランスフォーマー』ファンはもちろんガンマニアにも納得の出来映えとなっている。
エクステンションバレル、スコープ、スケルトンストックを外して展開したところ。いずれもワンタッチで着脱できる
スライド両側にはデストロン軍団を象徴するデストロンマークがモールドされている
中央の分割線などをリアルに再現したスケルトンストック
スコープを外してスライド上面のカバーを前方にズラすと給水口が現れる
.45口径バージョンを再現したバレルとマズル。マズルはエクステンションバレル装着後ストック基部に収納できる
破壊大帝メガトロンの右腕に装着されている融合カノン砲がスコープになる。スコープ内には無倍だがレティクルが描かれている
エクステンションバレル、スコープ、スケルトンストックを外すとリアルスケールに近いハンドガンとして楽しめる
DATA
- 全長:付属パーツ装着時約625mm/メガトロン本体222mm
- 価格:¥7,000
- お問い合わせ先:ダイキ工業 TEL03-5939-9942
© TOMY 「トランスフォーマー」「TRANSFORMERS」は株式会社タカラトミーの登録商標です。
TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年12月号 P.94より抜粋・再編集したものです。