2020/09/29
エマーソン、ストライダー、スティーブ・ライアン…タクティカルナイフの魅力
機能的であることを第一義とした道具である「タクティカルナイフ」。MOOK『タクティカルナイフ』では、エマーソン、ストライダー、スティーブ・ライアン、トニー・マーフィオンなどのマスターピースを始め、ファクトリー製品まで、その魅力に迫っている。今回はその一部をご紹介しよう!
Tactical という単語を直訳すると「戦術的な」という形容詞になってしまうので、その言葉の響きから、それはあたかも戦いで使われる武器であるかのような先入観にとらわれてしまう。ただ、筆者自身はタクティカルナイフの定義にはあまり興味がなく、それは各人の用途、もしくは手に入れたいと感じる趣味趣向に委ねてしまった方がいいと考えている。
コンバットナイフに始まったタクティカルナイフは、その半世紀近い歴史の流れのうちに、当初の堅牢なフィクストブレイド(シースナイフ)から、頑強な構造とロッキングメカニズムを新たに与えられたフォールダー(折りたたみナイフ)に進化していった。
本書では、その歴史から最新のタクティカルナイフ事情まで詳しく解説する。
元グリーンベレーのインストラクターが教えるナイフ・ファイティング
Tu Lam(トゥ・ラム)は22 年間の特殊部隊の経験を持つ、プロフェッショナル・タクティクス& ウェポンインストラクターである。彼の実戦で磨き上げられたマーシャルアーツとナイフファイティングのテクニックに迫る。
松田菊男×米軍スナイパー・コラボナイフ「SFH」
元海兵隊のスカウトスナイパーから、スナイパー必携のフィールドハチェット(手斧)を作りたいというリクエストに、日本のカスタムナイフの雄、松田菊男さんが立ち上がった。2年の年月を経て完成した「SFH(スナイパーズ・フィールドハチェット)」の全貌を紹介する。
その他にも、
- マスターピース・ギャラリー
- タクティカルナイフ・ヒストリー
- ファクトリー製タクティカルナイフ図録
- タクティカルナイフ前史とその定義
- ミリタリーナイフ・クロニクル
- タクティカルナイフの定義
- 厳選!! タクティカル・ナイフショップ&ギャラリー
など、タクティカルナイフを全方位的に徹底解説していく。