2020/07/19
タクティカルからアウトドアまでコレひとつ!【一番星の中の人によるギアレビュー】
「月刊アームズマガジン」編集部のsakayaがおくる『一番星の中の人によるギアレビュー』。
サバゲ野郎一番星の中の人であるsakayaが毎月自前のギアを紹介していく本コーナー。今月は、アウトドア要素満載のチェストパックを紹介しようと思うんだ。
HELIKON-TEX
コイツはいわゆるチェストリグと同じようにハーネスで身体の前に密着させるパックなんだ。ハーネスがメッシュになっていて、バックパックとの相性もいい。アウトドア(トレッキングや釣りなど)では、使用頻度の高い用品をこのタイプのパックに収納しておき、それ以外のものはバックパックにしまうのが一般的だな。オレはアウトドアズマンではないんだが、サバゲー&普段使い用として購入したんだぜ。
さて、それじゃ細かいポイントを見ていこう。
フロントには伸縮素材のポケットが左右に2つある。スマホをしまっておくのにちょうどいいサイズだ。また、ホールの空いたMOLLEが逆T字に配されているので、薄さを犠牲にすればポーチ類の増設もできる。下部のスリットにITW グリムロックなんかを介してグローブを下げたりしてもよさそうだ。
パックは最大で90度まで開く。角度はショックコードで調整可能だ
こうすることで、内側にインサートされたオーガナイザーにメモを置いての書き物なんかもできる
オーガナイザーは取り外し可能で、こういった小物の収納に便利だ。エラスティックバンドのテンションで挿入したものがズレる心配はない。ただ・・・普段からベンチメイドを収納していたらアブナイ人になっちまうから注意しような
オーガナイザーはマップケースを兼ねている
ちなみに、これが本来の使い方なんだが、実はこのクリアケースは中にしまったスマホを操作できる。紙の地図だけでなく、マップアプリにも対応した仕様なのだと思われるが、ここにタブレットやスマホをしまっておけば、読書したり動画を鑑賞したりすることもできるってわけだ。これなら電車内でダウンロードした海外ドラマを心行くまで堪能できる…。この方法にたどり着いた自分を褒めてやりたいぜ! でもちょっと周囲の目が気になるよな(笑)
身体に触れる側は全面がベルクロパイルになっているので、こうやてパッチを貼ってもいいんだが・・・
裏面がMOLLEではなく、ベルクロフックになっているタイプのポーチを貼り付けることもできる。こうすれば予備マガジンの携行にも使えるし、貴重品をジッパーポケットにしまっておけば安心してサバゲできる
写真はBlueForceGear製だが、もちろんHELIKON-TEXにもさまざまなインサートがラインアップされているんだ。ただ、同社のインサートは色展開がCOYOTE BROWNのみなので、パックと合わせるときは注意が必要だぜ。まぁインサートは外からは見えないからそんなに気を使わなくてもいいんだけどな。
HELIKON-TEX
HELIKON-TEX
HELIKON-TEX
ELIKON-TEX
HELIKON-TEX
“INVERTED”
PISTOL HOLDER INSERT
簡易ホルスターとして使えるINVERTEDを使えば、コンシールドキャリ-なセットアップにもなる。この時期とても暑いから、上下完全な迷彩BDUにプレートキャリアというセッティングよりも、ポロシャツ+チェストパックorチェストリグって軽装をお薦めしたいぜ。
ちなみにチェストパックの下に着ているのは、HELIKON-TEX製の薄くて軽いスポーツウェアみたいなポロシャツなんだ
HELIKON-TEX
胸元にはアイウェアをひっかけておけるループがあり、袖にはペンスロットも配されている。サバゲーでもお薦めのウェアなんだぜ。
さて、「ナムバット」いかがだっただろうか? アウトドアからサバゲー、そしてデイリーユースまで、使い方の自由度も高く、いろいろなシーンで活躍しそうだよな。梅雨が明けたら、サバゲーにアウトドアに、ソーシャルディスタンスに留意しながら、みんなも夏をエンジョイしてくれよな!
【プロフィール】
sakaya(酒屋)
かつてはサバゲ番長、現在はサバゲ野郎一番星のなかのひと。
アームズ編集部でも無類のナイロン好き。
業界で一等輝く一番星になる日を夢見て、西へ東へ。