2020/04/28
エアガンをカスタムする【中級編】
銃をカスタムすることはトイガンの遊び方の基本中の基本だ。今回は複雑な分解・組立作業をしなくてもできるお手軽カスタムを初級編・中級編に分けて紹介。「月刊アームズマガジン6月号」では、ここでは紹介しきれない手順写真や細かなポイントなども載っているので、ぜひ雑誌をチェックしながら自分好みの銃に仕上げてみてほしい。
【中級編】東京マルイグロック19サードジェネレーションにキャリーオプティクス仕様にする
◆フレーム交換&ビーバーテイルグリップ装着
今回は、フレームにGuarder「東京マルイグロック19サードジェネレーション用カスタムフレームセット」(写真左上/オープン 問アクセスオーバーシーズ)を使用。東京マルイ製とはインナーシャーシの形状が異なるためリコイルスプリングガイドはGuarder製が必要になる(写真右上/オープン 問アクセスオーバーシーズ)。また、ハイグリップしやすいようにGuarder「ビーバーテールグリップ GLOCK GEN.3 TAN」(写真下/参考品)を装着した。
スライドを引いてハンマーをコックし、スライドロックを両側から指で同時に下げながらスライドロックを指で下げながらスライドを前方に押して外す
フレーム後部にあるピンをピンポンチなどを使って抜き、Guarderのビーバーテールグリップを装着する。実際に装着するとスライド後部と干渉してブローバックできなくなってしまうので、ビーバーテール上部の盛り上がっている部分の左右をヤスリやニッパーでカットする。カットする範囲は仮組してスライドを動かして決めよう
ビーバーテールをしっかりフレームに密着させながらビーバーテールに付属しているピンで固定する
◆マイクロプロサイトの装着
まず最初に、リアサイトを固定しているネジを緩めてリアサイトを外し、リアサイトが装着されていた部分にマウントベースを装着する。
マウントベースは東京マルイの「グロックシリーズ用マイクロプロサイトマウント」(¥1,580)を使用。2タイプのうちバックアップサイト付きを選んだ
マウントベースをネジで固定してからマイクロプロサイトを載せる
◆アウターバレル&インナーバレルの交換
使用するのは写真左から、アウターバレルはDCI Guns「東京マルイグロック19用11mm正ネジメタルアウターバレルシルバー」(¥5,800)、インナーバレルはKM企画「東京マルイグロック19用TNパーフェクトバレル」(¥3,000)、チャンバーパッキンは宮川ゴム工業所「ガスブロ幅広バレル専用チャンバーパッキン(EPDMゴム硬度50、2個入り)」(¥1,200)をチョイス。
バレルアッシーを分解してTNパーフェクトバレルと幅広バレル用チャンバーパッキンを装着したのち、分解とは逆の手順でホップダイヤルなどを組み込んでいく
11mm正ネジメタルアウターバレルシルバーをインナーバレルアッシーに差し込み付属のネジを使って固定する
スライドに組み付け終わったバレルとGuarderのリコイルスプリングガイドを装着してフレームに組み込む
そして、完成した「東京マルイグロック19サードジェネレーションにキャリーオプティクス仕様」がこちら! 無加工のカスタムパーツでここまでスタイルチェンジできた。DCI Gunsのアウターバレルは写真のACETECHの「LIGHTR BT」のような11mm正ネジ仕様の海外製トレーサーがダイレクトに装着できる。
ここで紹介したほかに、発売中の月刊アームズマガジン6月号では中級編その2として、G&GアーマメントのSR25 E2 APCをミッドレンジスナイパー仕様にカスタムする内容も掲載しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
TEXT:アームズマガジンウェブ編集部
この記事は月刊アームズマガジン2020年6月号 P.42~47より抜粋・再編集したものです。