2020/01/30
AGM「モスバーグM500 エアーショットガンシリーズ」製品レビュー
レミントンM870と並ぶポンプアクションショットガンをエアコッキングガンで再現
●アメリカ軍お墨付きのショットガン
モスバーグM500
M500は1960年にアメリカのモスバーグが開発したポンプアクションショットガン。レミントンM870と比較して拡張性では劣るものの、後発だけあって操作性や耐久性などで優れている点が多い。
セーフティはレシーバー後端部、スライドロックはトリガーガード後方にあり、いずれもグリップを握ったまま左右どちらの手でも片手で操作可能である。
モスバーグM500クルーザー
レシーバーにアルミ合金を採用し、内部機構やパーツの強度を上げたことで、3,000発に及ぶ連続射撃に耐え「世界で唯一米軍の軍用規格に合格した」ポンプアクションショットガンとして一般部隊でも採用されているほど信頼性も高い。
●珍しいモスバーグタイプのコッキングガン
このモスバーグM500を、AGMがエアコッキングガンで再現。
▲モスバーグM500 エアーショットガン
- 全長:930mm
- 重量:1,656g
- 装弾数:14発
- 価格:¥4,800
フィクスドストックはじっくり狙いたいユーザー向け。バランスはよいので構えやすいがバットプレートが樹脂なのでシッカリと肩に押し付ける必要がある
▲モスバーグM500クルーザー エアーショットガン
- 全長:665mm
- 重量:1,214g
- 装弾数:14発
- 価格:¥4,000
クルーザーはCQBやセカンドウェポンに最適なピストルグリップ仕様
モナカ式と呼ばれる左右2分割の樹脂製ボディのため非常に軽量。剛性についても問題なく、モナカ式にありがちなキシミは感じられない。
モスバーグに標準装備されたヒートシールドは外観上、唯一の金属パーツとなっている
ホップレバーはエジェクションポートに配置され操作性が高い。レバーは剥き出しになっており簡単に動いてしまうので注意が必要だ
トリガーはプラスチック製。トリガーガード脇にある小さなレバーがマニュアルセーフティだ
マガジンはローディングゲート部に収納される。前部のボタンがマガジンキャッチとなっている
装弾数14発のマガジンは半透明になっているので外からでも残弾を確認できる
発射方式はシングルショットのポンプアクションとなっているが、コッキングは軽いので軽快な連射も可能だ。発射音は「これでパワーあるの?」と感じさせるほど静かだが、初速は充分に出ている。飛距離もコッキングガンとしては充分な性能を持っているのでサバイバルゲームでも通用するほどだ。
AGMのモスバーグM500はお値段以上のお買い得なショットガンだと断言できる。
- お問い合わせ先:UFC
wholesale@ufc-web.com
TEXT:IRON SIGHT
この記事は月刊アームズマガジン2020年3月号 P.82より抜粋・再編集したものです。