2019/11/05
ターミネーター:ニュー・フェイト【一番星の中の人による新作映画紹介】
「月刊アームズマガジン」編集部のsakayaがおくる『一番星の中の人による新作映画紹介』。「月刊アームズマガジン」でもシネマコーナーを担当している編集部イチの映画好きが不定期で気になる新作映画を紹介していく本コーナー。記念すべき第1弾はやっぱりコイツさ。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金)より全国ロードショーされるんだ。
かつて多くの若人を夢中にさせ、ハードボーラーやSPAS12、ウィンチェスター1887でサバゲしまくった少年たちが心待ちにしていた正統なる続編の登場なんだ。こいつは血湧き肉躍るよな!メインキャストたるシュワルツェネッガーはもちろんT-800を演じ、M870を片手でコッキングしていた戦う母、サラ・コナーもリンダ・ハミルトンがそのまま演じるんだ。
御年63歳ながら、ジャッジメントデイを回避するために鍛えた身体は裏切らない。プレキャリの前面には.357MAGを装填するチアッパのRHINO 50DSを挿入し、Fostech Origin-12でドカスカぶっ放す様は圧巻。口径66㎜、M72LAWをよどみなく発射するのも納得だ。セレクトする銃器もイカしているが、それをなんなく使いこなすサラ・コナーもどうかしているぜ。
ジェームズ・キャメロンらしく、戦う女性たちが主軸になってドラマは進む。最新のターミネーター“REV-9”と死闘を繰り広げるグレース(マッケンジー・デイヴィス)とはいったい何者なのか? そしてREV-9が執拗に狙うダニー(ナタリア・レイエス)にはどんな秘密が?
忘れてはならないシリーズの顔であるT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、金属の骨格を持ちながら筋肉や皮膚などの生体組織は劣化しているため歳を重ねたようなヴィジュアル。なれど迫力は健在で渋さと凄みが増している。とても70歳を過ぎているようには感じられないんだ。下部には専用の40㎜グレネードGLX-160が装備されたベレッタARX-160を持つ。シュワちゃんにはやはり擲弾が似合うねぇ。
あのT2の正統な続編、『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金)より全国ロードショーだ。みんな気を引き締めて劇場へ向かうんだ!
DATA
- CAST:アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ ほか
- 監督:ティム・ミラー
- 脚本:ジェームズ・キャメロン、デビッド・ゴイヤー、ジャスティン・ローズ、ビリー・レイ
- 2019年アメリカ作品
- 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
[プロフィール]
sakaya(酒屋)
かつてはサバゲ番長、現在はサバゲ野郎一番星のなかのひと。
アームズ編集部でも無類のナイロン好き。
業界で一等輝く一番星になる日を夢見て、西へ東へ。