2023/12/29
年末年始に読みたいエアガン&ミリタリー雑誌セレクション【2023年版】
今年も残すところ、あと数日となりました。年末年始はゆったりとした時間を過ごされる方が多いと思います。そこで今回は年末年始もエアガンやミリタリーの情報に触れていたい方のために、今年ホビージャパンから出版されたエアガンやミリタリーに関するMOOKをピックアップしてご紹介します。年末年始はのんびりしながら、雑誌を読んで過ごしてみてはいかがでしょうか?
エアガン完全読本2024
ビギナーからベテランまで、エアガンのすべてがわかる1冊!!
まず紹介する1冊はエアガンについてわかりやすく解説した「エアガン完全読本2024」。「エアガンの構造や種類が知りたい」「エアガンの使い方や撃ち方を知りたい」といったエアガンに対するギモンが解決できる1冊がこちらです。
2024年版は注目の最新モデル、サバゲーやシューティングマッチで欠かせないマナーやエチケットの解説、選び方・買い方の解説に加えて、編集部がお薦めするモデルやカタログ、発射方式別の扱い方、撃ち方をライフルとハンドガンにわけて紹介。さらにトラブルシューティングやメンテナンス方法も解説しています。
ビギナーだけではなくベテランの方もエアガンを扱う上でのマナーやエチケットを復習したり、あるいはお友達にエアガンの特徴や撃ち方を教える際にぜひ活用できます。エアガンについてあまり知らない、という方はぜひこの機会に読んで復習してみてはいかがでしょうか?
トイガンダイジェスト2024
エアガン&モデルガンのカタログ
たくさんのエアガンやモデルガンをじっくり見比べたい――という方は毎年恒例の「トイガンダイジェスト」がお薦めです。
2024年版で17冊目となる今号は総ページ数320ページ、掲載数は1,700挺オーバーと充実の内容で、現在販売されているレギュラー製品に加えて2023年度に発売され、アームズマガジン本誌に掲載した新製品をピックアップ。世界で唯一のエアガンとモデルガンのカタログとして掲載挺数の多さはもちろん、1挺ずつコメントが付いているのも魅力です。来年買うエアガンに悩んでいる方にはぜひ年末年始にご覧いただければ幸いです。
エアガンマニアックス
~最新エアガンのメカニズム&ディテール~
傑作エアガンを徹底解説!!
「エアガンマニアックス」では傑作と呼ばれている製品を深掘りしたレビュー記事、マニアックでマイナーながら面白い銃をディテールから内部構造まで紹介しています。次世代電動ガン、VFCガスブローバック製品、タナカKフレームVer.3ガスガンシリーズなど人気がある傑作エアガンをより深く詳しく知りたい、という方にお薦めです。
ハイキャパ完全読本
ハイキャパに完全特化した解説本
2004年に発売された東京マルイのガスブローバックガン「ハイキャパ5.1ガバメントモデル」は使い勝手の良さと汎用性、実射性能の高さに加え、カスタムのしやすさから今なお売れ続けているロングセラーアイテムになっています。多くの人が使用しているエアガンの1つですし、ビギナーからベテランまで幅広い方々にお薦めできるエアガンとも言えるでしょう。
そんなガスブローバックガン、ひいてはエアガンとして高い完成度を持つ東京マルイのハイキャパシリーズを、そのディテールから分解・組立方法まで全方位的に解説。また、カスタムに役立つハイキャパシリーズ用のカスタムパーツカタログに加え、実銃のハイキャパシティガバメントについても解説しています。
ハイキャパユーザーの方はこちらを参考に、年末年始でじっくりハイキャパカスタムしてみてはいかがでしょうか?
素晴らしきハンドガンの世界
トイガン&実銃で見るメカニズムと使い方
ハンドガンの魅力を伝える1冊
銃の中でも拳銃について理解を深めたい。そんな人にお薦めする1冊がこの「素晴らしきハンドガンの世界」です。大きくリボルバーとオートマチックに分けられ、この100年をみても銃器メーカーは試行錯誤を重ね、様々なモデルを誕生させてきました。そのハンドガンの魅力をトイガン、実銃の両面から迫ります。ハンドガンの作動方式や各部機能について本誌「月刊アームズマガジン」のライターが詳しく解説。そして実銃を再現した多種多様なトイガンも紹介します。
こちらはどちらかというとエアガンやモデルガンを通じてハンドガンの魅力を伝えています。トイガンとして拳銃を愛でたい方はぜひこちらをご覧ください。実銃のハンドガンについて詳しく知りたい方は後述する「最強実銃ハンドガンカタログ」をお薦めします。
最強実銃ハンドガンカタログ
名銃28挺を掲載。最強のハンドガンについて徹底解説!!
ガンマニアでなくても「最強」のハンドガンとはどんなものなのか気になります。実は「最強」と言っても捉え方や視点、カテゴリーによって解釈が変わり、それぞれに「最強」と呼ぶにふさわしいハンドガンが存在します。そこで、ネバダ州の法執行機関で射撃インストラクターを務めるSHIN氏と元米陸軍大尉で軍事・銃器アドバイザーとして活躍する飯柴智亮氏(いずれも「月刊アームズマガジン」誌銃器ライター)、2人の銃器のプロフェッショナルの知見と、実銃射撃とタクティカルトレーニング経験を持つ編集部スタッフの意見を加えて、実銃における「最強」のハンドガンをカテゴリー別に分類。また最後にSHIN氏と飯柴氏が理想とする最強のハンドガンについても語っていただきました。
さらに、最強ハンドガンに選ばれたものも含めて編集部が「名銃」として厳選したオートマチックピストルとリボルバーを28挺を一挙掲載。どこかで名前は聞いたことがあるもの、トイガンでお馴染みのものなど、ぜひ知っておいていただきたいハンドガンの数々を収めています。また、ハンドガンの性能を語る上では欠かせないアモニション(ammunition:弾薬)や、ハンドガンの性能をさらに引き出すドットサイト、コンペンセイターなど最新アクセサリー事情についても触れています。リアルガンの最強ハンドガンが気になる方にはぜひお薦めしたい1冊です。
ハンドガンの撃ち方 最新拳銃射撃術
増補改訂版
年末年始にトレーニングを積んでサバゲーやシューティングで上手く立ち回れるようになりたい……という方にはこの「ハンドガンの撃ち方」がお薦めです。「ハンドガンの撃ち方:基本編」をメインコンテンツとしつつ、「ハンドガンの撃ち方:実践編」では「絶対上手くなるハンドガンドリル10選」と題して、エアガンでも実践できるスキルアップのためのトレーニング方法を紹介。本誌のメインライターであり、ドリルの考案者であるSHINが各ドリルの内容と目標を詳しく解説しています。そして「ヘッケラー&コックVP9/SFP9オペレーターズガイド」では自衛隊の制式採用拳銃であるSFP9の特徴や扱い方を詳しく解説。巻末ではSHIN自らがシチュエーション別に使用しているハンドガン、さらに関連イクイップメントについて解説しています。年末年始にトレーニングをする方はぜひご覧いただければ幸いです。
米軍特殊部隊
―装備と銃器―
現在、紅海は治安が急激に悪化し、航行する商船に危険が及んでいます。これを受けて2023年12月18日、アメリカ国防長官、ロイド・J・オースティンはOperation Prosperity Guardian(オペレーション・プロスペリティ・ガーディアン)を発表しました。目的は紅海南部とアデル湾の安全保障上の問題の解決であり、様々な国の軍隊が連合してこの問題に当たります。リーダーシップを務めるのは米軍のタスクフォース153であり、状況次第では今後、特殊部隊が投入されることもあるでしょう。
その米軍の特殊部隊について解説した1冊がこちらです。米軍特殊部隊は任務、担当地域によって部隊が分かれ、アメリカ軍特殊部隊軍に所属する人員は70,000人を超える。彼らは己の任務に適した装備や銃器を使用し、仲間や同盟国と連携して作戦を遂行します。そんな彼らの装備や銃器を中心に解説。グリーンベレー、デルタフォース、シールズといった名だたる特殊部隊の装備を再現し、特徴や機能などを解説。また数多く存在する特殊部隊作戦コマンドの構成を公式文書を元に徹底解説。それぞれの特殊部隊についても詳しく知ることができます。読み物としても面白いので、年末年始の読書にもお薦めです。
日本の軍用小銃
日本軍小銃 究極の研究書
今年は映画『ゴジラ-1.0』や来年公開される映画『ゴールデンカムイ』など、日本の小銃が登場する作品が話題になりましたね。そんな日本の小銃――明治13年から昭和20年の敗戦まで、日本陸海軍が制式制定したすべての小銃について徹底的に研究した1冊がこちらです。
最初の国産小銃である村田銃から、昭和19年の海軍四式小銃まで、アジア歴史資料センター等に残されている公式記録を詳細に精査し、その開発から採用、運用に至るまでを詳しく分析、それを元に解説しています。近代日本が対外戦争で用いた道具に対し、いたずらに賛美したり、あるいは貶めたりすることなく、可能な限り主観を排し、事実のみをここに記しています。現時点でこれは、日本軍小銃に関する究極の研究書といっても過言ではありません。日本軍小銃に興味がある方だけでなく、歴史に興味がある方にもお薦めです。
陸上自衛隊の戦闘車輌
アクションからディテールまで
独自の進化を遂げてきた5種類の陸自戦闘車輌写真集
戦車の本が読みたい方にお薦めの1冊がこの「陸上自衛隊の戦闘車輌」です。「月刊アームズマガジン」の自衛隊レポートでもおなじみのフォトジャーナリスト・笹川英夫氏の取材による、陸上自衛隊の現役国産戦闘車輌5種(10式戦車、90式戦車、74式戦車、16式機動戦闘車、89式装甲戦闘車)の写真集で、陸上自衛隊全面協力により実現した1冊です。新規取材による各車輌の全体から各部ディテールに至る多数のカットに加え、笹川氏がこれまで訓練取材などで撮影してきた走行中や主砲射撃などの迫力あるシーンも収録。元戦車乗員のライター、平藤清刀氏による各車解説も加わり、読み応えのある1冊に仕上がっています。
2024年もホビージャパンでは様々なエアガンやミリタリーに関する刊行物を予定しております。気になる雑誌がございましたら、ご覧いただければ幸いです。
TEXT:アームズマガジン編集部
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