エアガン

2023/10/09

KフレームVer.3モデルガンにステンレスモデルが登場「タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン」

 

EDCに適したM19のステンレスモデルを再現

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン

 

 スミス&ウェッソンのKフレームリボルバーの代表作であるモデル19(M19)のステンレスバージョンであるモデル66(M66)。携行のしやすさと強力な.357マグナム弾を使うことに加えてステンレススチールはカーボンスチールに比べて錆や腐食に強いことから、常日頃拳銃を携行(Every Day Carry=EDC)している制服警官や私服警官に適しており多くの法執行機関で採用された。また、リボルバーらしい信頼性の高さと頻繁にメンテナンスを行なわなくてもいいステンレス製であることから、枕元に置いたりガンセーフに保管するなどホームディフェンス、つまり護身用としても重宝されている。

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン

 

 

KフレームVer.3モデルガンにM66がラインアップ

 

 そんなM66の4インチモデルをタナカはVer.3仕様のモデルガンで再現した。各部のディテールの見直しや、バレルやフレームの刻印類が実銃同様になったことでリアルさがアップ。素材を問わず均質に施されたステンレスメッキは質感が向上し、より高級感漂う仕上がりとなっている。スクエアバット・オーバーサイズのグリップやフレームの内部にはウエイトが追加され手にした時の重量感とバランスも向上した。

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
M19ファミリーを象徴するエジェクターシュラウドとリブが追加されている4インチブルバレル。左側にはメーカー名が刻印されている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
ランプドタイプのフロントサイトはレッドインサート付き。バレルリブの上面には細かなセレーションが刻まれている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
アジャスタブルリアサイト(通称Kサイト)は実銃同様に上下左右の微調整が可能。ブレードはホワイトライン入り

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
Ver.3仕様からフレーム右側に施されたS&Wアドレスは実銃同様の文字列とレタリングとなっている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
このモデルからフォーシングコーン部分も本体と同色のステンレスメッキが施されて質感がアップしている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
ステンレスメッキ仕様のセミワイドタイプのトリガーは前面にグルーブのないスムーズタイプがチョイスされている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
スクエアバットのフレームにはM19シリーズで定番のオーバーサイズグリップが組み合わされている

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
グリップやフレーム内にはウエイトが追加され、重量増とともに前後バランスも向上している

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン
グリップとサイドプレートを外して内部を見たところ。各パーツの形状はもちろんトリガーフィーリングも実銃に近づけられている

 

 定評のあるトリガーフィーリングはさらにブラッシュアップされ、いわゆる「S&Wアクション」が体感できる。M19に比べてモダンな雰囲気が漂うM66 4インチ。リボルバー好きなら手に入れて損はない1挺だ。

 

タナカ スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン

 


 

タナカ
スミス&ウェッソンM66 4インチ コンバットマグナム Ver.3モデルガン

 

DATA

  • 全長:242mm
  • 全高:150mm
  • 全幅:37mm
  • 重量:575g(カートリッジ含む)
  • 装弾数:6発
  • 価格:¥37,180
  • お問い合わせ先:タナカ

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部
MODEL:大條美唯(Mii Ooeda)
PHOTO:須田壱
HAIR & MAKE UP:伊達美紀
撮影協力:バトルシティ

 

この記事は月刊アームズマガジン2023年11月号に掲載されたものです。

 

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