エアガン

2021/09/19

HDセンサー内蔵のデジタルライフルスコープ「SIGHTMARK Wraith HD4-32×50」

 

 ハイレベルな光学性能と幅広いラインアップを誇るSIGHTMARKの光学機器。ここではHDセンサーを内蔵した画期的な同社の最新ライフルスコープを紹介する。

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope

 

目標物を捉えて映し出すデジタルスコープ

 

 通常のライフルスコープの場合、複数のレンズを通して光学的に目標物を拡大してレンズに映し出している。今回紹介するSIGHTMARKのこのモデルは、1920×1080 HDセンサーを用いて目標物をレンズに映し出すデジタル式ライフルスコープだ。

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope

 

 光学性能に左右されないデジタル式のメリットは昼夜兼用であること。昼間はフルカラー、夜間はエメラルドまたはモノクロで表示される。付属のIRイルミネーターを使えば最大200mまで目標物を捉えることができる。デジタルズームは8倍でレティクルの形状は10パターン、色は9パターンから選択可能。ビデオ録画および共有できるカメラを内蔵しており、射撃時の様子がプレイバックできる。また、5種類の異なる銃のゼロインデータが保存できる。

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
フルカラーの昼間モードで覗いたところ。視界は広く目標物をシャープに映し出す

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
モノクロの夜間モードでIRイルミネーターを併用して覗いたところ。30m先にあるターゲットをくっきり捉えることができる

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
ピカティニースペックのマウントベースがあらかじめ付属しているのでM4カービンなどに違和感なくマウントできる

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
フォーカスは本体前部にあるフォーカスリングを回して調整する

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
対眼レンズ部分にはリコイルショックから目を保護するラバーアイカップ付き

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
本体上側にはコントロールボタン(メインスイッチ)とセレクト用ボタンがある。各種機能の選択は覗くと映し出されるメニュー上で行なう。その後ろにあるのは視度調節(ディオプター)リング

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
本体右側には外部電源用のマイクロUSBポートと画像記録用のメモリーカードスロットが設けられている

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope
着脱可能な850nm IRイルミネーター。使用時は本体上側のマウントベースに装着する

 

 HDセンサーの搭載によりライフルスコープとナイトビジョンがひとつになった画期的なこのモデル。天候や光の加減が変化しやすいアウトドアシューティングに最適だ。

 

SIGHTMARK Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope

 


 

SIGHTMARK
Wraith HD4-32×50 Digital Riflescope

 

DATA

 

TEXT:毛野ブースカ/アームズマガジンウェブ編集部

 

この記事は月刊アームズマガジン2021年10月号 P.135より抜粋・再編集したものです。

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