2025/03/06

アンチマテリアルスナイパーライフルGM6 LYNX 12年前の記事発掘

  Image Courtesy of Sero International Ltd.

 

 Gun Pro Webでは有料会員様向けにGun Professionals誌の過去記事を順次公開しています。
 本日18時に公開されるのは、2012年11月号に載った“ハンガリアンウエポンシステム GM6 Lynx”です。この取材の時点ではGM6は未完成でした。
 試作の.50BMGライフルって、その後に自然消滅しちゃう場合も多いようですが、このGM6 Lynxはその後に完成し、複数の国の特殊部隊に少数採用されたりしているようです。2019年9月号では“SERO International GM6 Lynx”として再度取材しました。
2022年には海上自衛隊が警備用として試験導入したりもしています。
 もう12年半も前の記事ですので、すっかり忘れてしまっておりましたが、こういう昔の記事を発掘できるのも、過去記事をWebで公開していくことの意義だと思っております。


 SERO INTERNATIONALが供給するGM6 Lynxは、ブルパップデザインにより、その重量バランスを銃の後部に集中させています。またバレルリコイルテクノロジーにより、射撃時のマズルライズが大幅に低減、その結果、オフハンドポジション(立射姿勢)での射撃もじゅうぶんに可能なのですね。何しろ本体重量はわずか11.5kg(!)ですから。
 銃としての精度はサブMOA、またバレルリトラクティング機能により、運搬時の全長をわずか914mmまで短縮させることもできます(使用時は1,114mm)。
このクラスの銃は全長がひたすら長いものが多い中、GM6はかなり魅力的です。
市場価格は$16,500前後ですが、それ相応の価値はあるでしょう。
 12年半前の記事ですが、有料会員の方はぜひご覧ください。

 

メーカーの動画はこちら。11.5kgのGM6をオフハンドで撃っています。

 

 SERO International GM6 LYNX

 

GP Web Editor

 

Gun Pro Web 2025年4月号

 

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