2022/09/20
騎銃 と 出荷案内 と
こんにちは。タナカワークスです。
酷暑だった夏が徐々に去り、夜は過ごしやすい気温になってきました。
さて今月の出荷品のご案内です。
『三八式騎銃 ブラック 鬼胡桃銃床仕様 version 2 ガスガン』
三八式歩兵銃のカービン(騎兵銃)モデルも「鬼胡桃銃床仕様」になって発売されます。
名前も以前の「騎兵銃」から旧日本軍の正式呼称である「騎銃」に改めました。
だからといってなにか大きな変更があったではなく気分的なものです。(スマイソン→スモルト的なものと考えてください)
三八式歩兵銃と同様にストック材が実銃同様「鬼胡桃」(オニグルミ)に変更になりました。「三十年式小銃」から続く伝統の「国産のウォールナット(クルミ)材」です。槓桿(ボルト)部はグレースチールフィニッシュとしています。
内部はグレースチールフィニッシュでもご好評いただきましたバージョン2です。
実際に構えてみると九九式短小銃よりも短く、取り回しが非常にし易いです。
また騎乗部隊は一般兵とは違い、たすき掛けに背負うためスリングスイベルの位置が下から左側面に移されているのも特徴です。
全長の短縮とともに三八式歩兵銃では2400mあった表尺が、2000mにまで短縮されています。(実際にその距離まで狙えたかは不明です)
そうそう言い忘れるところでしたが、弊社日本軍シリーズはボルトが実銃同様簡単に抜けます。(下参考動画)
(出典:ハイパー道楽様より)
実射しているのは同型の色違いで三八騎銃モデルのグレースチールフィニッシュです。ガスソース式なので同価格帯の日本製エアコッキング式の安定感には劣りますが、弊社のガスライフルとしてはなかなかの命中精度です。詳しくは動画をご覧いただければと思います。
また動画では写っていませんが、ガス式は6mmBB弾を給弾できるぐらいの後退量で装填できます。フルストロークで引く必要がないので連射が早いです。エアコッキングに慣れていると初めて操作してみると感動するかもしれません。(まさに自分がそうでした)
余談ですがうちの熟練スタッフは全員この動作が早いです。製作してきた丁数の差ですね(笑)
騎兵は日露戦争後、車両や航空機の使用が一般化するまでは日本陸軍の花形でした。
大陸を馬ともに駆けたこの名銃を手に取り思いを馳せてみるのも一興です。
また今月は再生産が4機種あります。
ご好評いただいたトカレフシリーズの第一弾が早くも再生産に。
旧ソ連の正式ハンドガンが再登場です。
まだまだ現役なP220の陸上自衛隊モデル。IC((Integrated Chassis system)と軽量なABSスライドにより軽快に動くモデルになっています。
実銃での素材による色の違いを再現するためにスライドとフレームで色味を変更しているのもABSモデルの特徴です。
『COLT PYTHON .357Magnum R-model 3inch HW Model Gun』
”コンバット・パイソン”の異名でも有名な3インチモデルです。
他モデルと同じ"PYTHON 357"から変更され「COMBAT PYTHON」に変更され、フロントサイトにレッドランプがあるのが特徴です。
一部のお巡りさんはオートマチックに更新していると噂されていますが、まだまだ現役の日本の治安を守るリボルバーが再生産です。
いろいろと再生産や新規のモデル等を随時進めています。
まだコロナやウクライナ情勢、さらには円安や原油高などと製造業はまだまだ行き先が不安です。材料都合やその他の事情により、いきなりの出荷延期や中止等もあり得ると思いますのでその点はご了承くださいませ。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。