2022/06/21

旧ソ連 の モデルガン の 出荷案内 と

 

 こんにちは。タナカワークスです。

 

 皆様お待たせ致しました。

 今月の出荷案内のお知らせです。

 

 

 

 

 

 

 さて、注目の品は

『Tokarev  TT-33  Heavy Weight   Model Gun』

 

(※弊社ホームページにリンクしています)

 

 日本で一番有名な銃と言っても過言ではないモデルが遂に発売です(笑)

 

 さて、最初は実銃についてお話しましょう。

 元のモデルはトゥーラ造兵廠に所属していたフョードル・トカレフによってライバルである米国の「M1911」を参考に設計された「TT-1930」というモデルです。
 

(⇧TT-30。写真は実銃です)

 

 このモデルは旧ソ連軍の正式拳銃に採用されたますが量産のため更なる単純化を目指します。

 そこで誕生したのが今回の「TT-33」です。

 

(⇧スライドストップも簡略化のためクリップ止めという徹底ぶり。またフレームには細かい刻印が入る)

 

 知名度のわりに採用期間はマカロフに代わる1951年までの18年と短命で、現在オリジナルは希少品となっています。
 その希少なTT-33の中でも第二次世界大戦始まりの年である1939年のトゥーラ工廠で製造されたモデルを発火ブローバックモデルガンとして再現しました。

 

(⇧本体横の刻印も1939年を示すもの)

 

 軍用前提なので暴発を防止する安全装置は付いておらず、部品点数削減と生産性を優先した作りとなっている点はモデルガンとしても健在です。

 

(⇧スライド上部にもの刻印が入る)

 

 実銃ではスチールを使用しているので強度面では問題ありませんが、モデルガンでの再現ですと、樹脂での再現となるため圧倒的に強度面では不利になります。

 しかし、随所に衝撃を緩和する部品(リコイル・バッファー、ハンマー・バッファーなど)を仕込み、衝撃に弱いヘビー・ウエイト製にもかかわらず破損しにくい耐久性を追求し、オリジナルが持つコンセプト通りの発火モデルガンとなっています。(トカレフはスライド・フレーム共にヘビーウェイト樹脂です)

 


 使用弾薬はドイツ製モーゼルC96で使用するボトルネック型の7.62x25mm弾と互換を持たせ、同寸法で製造し使用した7.62x25mmトカレフ弾。これも新規カートリッジとして再現しました。カートリッジの主要素材には傷に強い超ジュラルミンを採用し、Evo.2で実績のある快音トップにより抜けのいい発火音が楽しめます。

 

(⇧弊社モデルガン用7.62x25.mmトカレフカートリッジ)

 

 マガジン部品には防錆・防キズ効果に優れるSQP処理を施工しています。
発火派ユーザーも納得のトップレベルの発火性能をご堪能ください。

 

(⇧弊社モデルガン用トカレフマガジン。主要部品はSQP処理される)

 

 また本体に最初からマガジンの装弾数分カートリッジ8発が付属するのもポイントが高いです。オートマチックモデルガンのエントリーユーザーの最初のモデルにもオススメかも知れません(!?)

 マガジン・カートリッジに関しては上の新規アクセサリー案内にある通り、別売も行います。

 

 

 トカレフだけでなく他のモデルにも触れましょう。

「Kar98k AIR (エアーコッキング・タイプ) 」

(※弊社ホームページにリンクしています)

 

 W.W.Ⅱのドイツ軍の名銃の再販です。

 木の価格が高騰してきていますので、木製ストックもその煽りを受けています。

 今回は価格は据え置きですが、次はどうなるかわかりません。

 この機会をお見逃しなく。

 

 

「Colt Python .357Magnum  6inch “R-model”  スチール・フィニッシュ ガスガン」

(※弊社ホームページにリンクしています)

 

 パイソンのガスガンも再販です。スチールフィニッシュの6インチの再販は今回初。つまり2回目です。メッキも金属価格高騰の煽りを受けて高騰してきています。

 こちらもチャンスを逃さないようにしてください。

 

 

「S&W M1917 .455 HE2 5スクリュー 4inchカスタム HW モデルガン」

(※弊社ホームページにリンクしています)

 

 M1917シリーズは先月の米軍仕様5.5インチモデルが一番人気なのですが、こちらも根強い人気があるモデルが再販です。

 1980年代の某冒険活劇の主人公の某教授が最初の映画で使用するモデルの内1挺を再現したモデルです。

 このモデルも5年ぶりの再販となりますので気になっていた方は要チェックです。

 

 

 情勢的にいろいろと部材などの価格の高騰も続いてます。また円安もガンガン進行していて、1ドル140円台も見えてきています……。電気代が上がり、加工費も上がっています。

 本当にどうなってしまうのでしょうか。

 弊社も色々な部分で煽りを受けています。

 突発的な原因で発売予定が突然変更の可能性もあります。

 ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。

 

 

 その中でもスタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。  

 

 

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