2022/07/06
シティーハンター と コルト パイソン と モデルガン と
こんにちは。タナカワークスです。
アームズマガジン・ガンプロフェッショナル誌面にて先行情報を流したものの詳細ではございません。
また別のプロジェクトが進んでおりましてそちらの製作発表です。
実は秋葉原で行われていた「キャッツアイ40周年原画展 ~そしてシティーハンターへ~」で発表はしていたんですが弊社のブログ等で触れるのは初だと思います。
🐱#キャッツアイ40周年原画展
— 🚗🔨シティーハンター&キャッツアイ漫画公式🐱💎キャッツアイ40周年原画展5/13〜✨ (@cityhunter100t) May 13, 2022
~そして #シティーハンター へ~🚗
本日解禁‼️
以前「コルトパイソン冴羽獠モデルガスガン(エアソフトガン)」を発売したタナカ様より
「コルトパイソン冴羽獠モデル モデルガン」が登場‼️
原画展グッズ売り場にて開発試作品展示中
東京アーツ千代田3331 5/13-23✨ https://t.co/wU40qfnfAu pic.twitter.com/FAKmOXGo0a
「以前、発売したよね?」という方もいらっしゃると思いますが、違います。
今回は「モデルガン」の発売になります。
こういったものが初めての方もいらっしゃるので、「モデルガン」「エアガン」とはどのようなものか紹介しようと思います。
報道などでも混同されることが多いので最初に触れておきましょう。
詳しい方は下の方まで読み飛ばしてください。
まず一般的に「エアガン」といわれるものについてです。
BB弾を発射できる機構を持った銃の模型を正式には「エアソフトガン」(遊戯銃)といいます。
正式に「エアガン」というと法律上「空気銃」のことを指し、公安委員会の所持許可が必要な実銃のことですから明確に区別する注意が必要です。
この「エアソフトガン」のカテゴリーの中にパワーソース別に、
手動でスプリングを圧縮し、開放することで空気と共にBB弾を撃ち出す「エアコッキングガン」や、
エアコッキングガンと同じようにスプリングを圧縮する行為をバッテリーを使って自動
で電気とギアを使い、空気でBB弾を撃ち出す「電動ガン」、
タンク内に貯めた圧縮されたガスを気化させそれをソースにBB弾を撃ち出す「ガスガン」と大まかにこのような種類に分類されます。
「ガスガンだから強い」とかそういったものはなく、すべて銃のセッティングによります。
また威力に応じて10才以上用と18歳以上用に分かれています。
その年令に達していない場合、条例違反となり販売できません。
前回の「コルトパイソン 冴羽獠モデル ガスガン」はこの「ガスガン」にあたるものです。パワーも18歳以上用のものでした。
長くなりましたが、今回の「モデルガン」についてです。
今回の「モデルガン」は、見た目やメカニズムをできるだけ本物に似せた“銃の模型”になります。
実際に弾を発射することはできませんが、観賞用として楽しむ他にリアルな銃の挙動を楽しむことができます。
また「発火式モデルガン」はキャップ火薬を使って発砲音、飛び散る火花を楽しむことができます。
今回はこの「発火式モデルガン」としてモデルアップすることになりました。
お客様から「BB弾は発射できなくても、作中のように.357マグナムを装填して遊びたい」というお声を頂戴しており、モデルアップにつながったわけです。
詳細を見ていきます。
前作同様、「真柴憲一郎」のスタンプ(刻印)は勿論再現。
そして、「サイレンサー」が変更に。
スタッフが同じではつまらないと前作とは別カットで使用されているタイプのサイレンサーを「タイプⅡ」として再設定。
前部に放熱性能を上げるためのグルーブがあり、サイレンサー基部にローレットのあるタイプを再現しました。
またガスガンのサイレンサーとも互換性があり、ガスガンとモデルガンどちらとも使用できます。
(⇧サイレンサー装着例)
火薬を使うモデルガンとBB弾とガスを使用するガスガンとでは本来共用させることは難しいのですが、これは弊社のバッフルタイプサイレンサーならではのものです。
そして、「装填、排莢がしたかった!」皆さんお待ちかねのカートリッジ(弾丸)の話です。
弊社標準の.357マグナムカートリッジはフラットノーズタイプのリード(鉛)弾を再現したものでしたが、『シティーハンター』で冴羽獠が多用する「フルメタルジャケット」弾(作中では「メタル・ジャケット弾」として登場)のタイプを専用品として再現しました。
さらに発火モデルガンは火薬を使用した発火を目的としていますが、このモデルはコレクター性が高いため、発火するには覚悟がいるだろうと考えました。
また発火すると、清掃やメンテナンスが必要になってきます。このあたりが気軽に射撃できるエアソフトガンと違います。
かといって、火薬を入れず動作させる「空撃ち」(ドライファイア)という行為はエアソフトガンと違い、モデルガンの方が使用している内部のスプリングのテンションが実銃に近い構造のため、銃本体にダメージが蓄積しやくすく、破損の原因に繋がりやすいのです。
そこでカートリッジに弊社初の「空撃ち専用スプリング」を付属させました。
(⇧画像:左から2番目が空撃ちスプリング)
通常の空撃ち時と違い、一定の衝撃が吸収出来るようになりますので銃への負担は軽減します。
こんな感じで装填できます。
念のため、スナップロード(※)はやらないでください(笑)(※手首を捻った反動だけでシリンダーを銃に戻す行為。劇中では多用されましたが銃を痛める行為です。ましてやプラスチックなので壊れます)
もし発火させたい場合はモデルガン用の「7mmキャップ火薬」を別途にご用意ください。
ちなみに弊社の木製グリップは基本ガスガン・モデルガン共用なので、このモデルにも使用することができます。
別売の木製グリップを着けるとこんな感じです。
リアルさが増すのでおすすめです。
ただのガスガンからモデルガンに変更しただけでは終わらない今回の「コルトパイソン 冴羽獠モデル モデルガン」。
現在、2022年冬の発売を目指しております。(素材調達などの都合により販売時前後する可能性があります)
また弊社は直売をしておりません。
弊社モデルガン取扱小売店様での予約、ご購入となります。
大手通販サイトで販売している場合は必ず小売店様が存在します。
その際は必ず「専門店対応」が可能な店舗でご購入ください。
一部、転売価格で取扱う店舗も残念ですが存在します。
価格と規約などをよく読みくれぐれもご注意の上、購入を検討してください。
基本的には前回のガスガン同様にお時間はかかってしまいますが、購入希望者にはすべて行き渡るよう生産を行う予定です。
また コミックゼノンオンラインストア(https://zenonofficialshop.jp/)でも販売予定です。
商品が気になる方はカフェゼノン&ゼノンサカバ(https://zenon-sakaba.jp/)にて現在サンプル品を今週の金曜日7/8から展示予定です。吉祥寺方面に用事がある際には足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
現段階で発表できる情報はここまでですが、具体的な発売日などが決定次第またご報告いたします。
続報まで今しばらくお待ちください!
(※ このモデルについて現段階で発表できる内容は以上です。お問い合わせいただいても詳細はご案内致しかねます。お問い合わせはご遠慮くださいますようお願い致します。)