2020/05/12

Mk25 と 砂漠 と

 

 こんにちは。タナカワークスです。

 自粛が続くゴールデンウィークでしたが皆さんどのように過ごされたでしょうか?

 「Stay Home」ということでエアソフトガンやモデルガンのメンテナンスなどに費やした方も多いのではないかと思います。

 問屋筋からお話をいただいたのは、「ネットでの販売が増え、全体的にはそこまで落ち込んでいない」とのこと。弊社にパーツのお問い合わせなどが増えていますので、こういうときに強い業界なのを再確認しています。でも、サバイバルゲームに行けないのは些か残念ですが……。

 さて気を取り直して「この期間にモデルガンを始めたい」というお問い合わせをいただきました。そんな方におススメなのがARMS誌のブースカさんのこの「トイガン基礎知識」(リンクしています)という記事。モデルガンとエアソフトガンの区別すら曖昧という方向けの基礎の「基」の記事になっています。弊社も協力させていただいておりまして、弊社「SIG P226 Mk25 フレームHW evo.2」を教材に進めていくそうです。

 「エアソフトガンは持っているけどモデルガンは……」という方は多いと思いますので是非この機会にモデルガンのディープな世界に触れてみてください。

 「もう知っているよ」という方は布教用にお使いください(笑)

 

 さて、そんな今週末には店頭に並ぶでしょう「SIG P226 Mk25 フレームHW evo.2」のバリエーションのお話です。

 

”SIG P226 Mk25 Desert EVO2 frame HW ”

 

(上記画像からホームページへリンクしています)

 

 

 ただのカラーバリエーションではなく、今回のデザートモデルはノーマルブラックモデルとの差別化が図られています。そちらをちょっとご案内します。

 

 まずは色。鈴友に依頼し、セラコートで塗装しました。

 しかも、今回は”Cerakote Elite(セラコートエリート)”という上位グレードの塗装になっています。「従来比30%以上の性能が向上、耐磨耗はテフロンに匹敵、極めて高い保油力・耐薬剤性能を有している」といういいことずくめですね。

 また同じように鈴友様に依頼した「UIDプレート」ですがデザート専用に変更されています。

 

 「MKー25ーD」と専用品になっています。

 そして次に刻印の変更です。フレームの刻印をしています。

 

 デザートは「USA刻印」に変更しました。

 

 

 参考までに基本のMk25に関しては「ドイツ刻印」です。

 ちょっとした差別化ですが、最初に雑誌に出したサンプルはここが間に合わなくドイツ刻印のままのモデルが掲載されていますのでご注意ください。

 現在はアームズさんもレビューしている此方のモデルの方が正しいです。

 出荷も終わりましたので、今週末ぐらいには小売店様に並ぶと思われます。このコロナ禍の中、店頭でというのも難しいと思いますが是非贔屓の小売店様でご購入ください。

 

 さて、先月大型新人なモデルガンとご案内したモデルの答え合わせです。

 

 デザートつながりですが、

「デザートイーグル.50AE モデルガン」でした。

 

 

(※写真は試作品です。量産品とは細部が異なる場合があります)

 

 「今更DE……」と賛否両論あると思いますが、ネームバリューの高さからモデルガンのすそ野を広げるには申し分ないモデルだと考え、製品化に至りました。

 evo.2カートをフィードバックした大型な.50AEのアルミカートを初公開。 

 これだけではわかりずらいので9mmEVO.2カートと比較してみました。

 このカートが宙を舞うわけです(笑)

 現在、弊社で発火テストを行っていますが「モデルガンでは味わったことのないリコイル」です。これはちょっとマグナムオートを舐めてました。このリコイルはモデルガンファン全員に味わってほしいです。

 マガジンに装填すると迫力十分です。

 本体に装填するとこんな感じです。

 

 イチイチ大きいです(笑)

 さて、「デザートイーグル.50AE」ですが量産前の追い込みに入っています。早ければ夏ぐらいには発売の目途が立つと思いますのでお待ちください。

 素材に関してはHWでの発売を予定しています。

 はっきりと言い切れないのはHW材の原料の一部がこのコロナ禍で生産が止まってしまったこと。

 文頭でコロナ禍でもあまり影響はない業界と書きましたが、ゴールデンウィーク前はどうなるか冷や冷やでした。一応目途がつきましたが、先月はラインナップの変更などでてんやわんやでした。

 話は逸れますが、HW材はこの業界ぐらいしかあまり需要がない様でどうしても後回しにされてしまいがちです。不要不急な品ものですし。一応の目途は立ちましたが予断は許さない状況であるということだけは付け加えておきます。

 

 また来週には6月の製品を発表できると思います。

 こんな状況で弊社ができることといえば、平時と同じようにモデルガン・エアソフトガンを作り続けることです。コロナが終息し、いち早く皆様が平時のモデルガン・エアソフトガンライフに戻れることを願っています。

 色々と申しましたが、スタッフ一同、皆様のご期待に副えるように一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。

 お読みいただきありがとうございました。

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