2020/01/28
木製グリップと重さと
こんにちわ。タナカワークスです。
各媒体で先日発表になりましたのでもうご存じの方はいらっしゃると思います。
今回のご紹介は此方!
『”+Weight”グリップシリーズ オーバーサイズ・ウォールナット・チェッカーグリップ』(Kフレームスクエアバット用)
意外なことに弊社でKフレーム用の木製このタイプのグリップを製作したのは”初”。
今回のモデルアップにあたって社内で木製グリップの不満点を解消しようと考案されたのが『”+Weight”(プラスウエイト)グリップシリーズ』です。
ネーミングそのまんま(笑)
このように裏面に金属製のウエイトが追加されました。
このウエイト1枚だけでもこの重さ。
(※以降の写真はあくまで参考の数値としてご覧ください。基本的に大幅な差は出ませんが、個体差はございます。)
2枚ならこれぐらい。
またこのウエイトもメッキ済みですので腐食には強いです。
注目していただきたいのはM19、M66などに付属している同型のプラグリップより重い点です。
プラグリップ
”+Weight”(プラスウエイト)グリップ
以前より「木製グリップに交換するとリアルにはなる反面、軽くなってしまい興ざめする」というお声をいただいておりました。
とくに弊社ペガサスガスガン系リボルバーならガスタンクの重さがあるのでまだ耐えられるのですが、リボルバー系モデルガンですとABS製のモデルでは特に軽くなってしまいます。
メーカー純正品でこの問題に取り組んだアンサーが『”+Weight”(プラスウエイト)グリップシリーズ』です。
「シリーズ」と書かれている通り、今後弊社の他のグリップもラインナップに追加していきますので楽しみにお待ちください。
また使用している木材も元・木工屋の厳しい目で選別した「ブラックウォールナット」です。
色味は表示の環境で変わる場合がございますので、是非店頭で実物を手に取り確認してみてください。
M66に装着してみました。
拙い写真ですが、少しでも魅力が伝われば幸いです。
しかし、実銃では軽量化に必死になっていますが、モデルガン・エアソフトガンでは樹脂成型の縛りの中、実銃の重さに近づけるために、重量を上げるという逆転現象が起きます。
弊社商品でも
『S&W M37 J-police Airweight 警察仕様 version.2 HeavyWeight Gusgun』
(弊社ホームページにリンクしています。)
Airweight(空気のように軽い)、HeavyWeight(重い)の矛盾。
……どっちだよと思ってしまいますよね(笑)
弊社商品は色目・成形素材・バージョンなどが多種に及ぶのでこういう形になってしまいます。悩ましい……。
今回の「”+Weight”グリップ」のネーミング案も最初はいろいろありました。
「ヘビーウエイトグリップ」とか「withウエイトグリップ」とか。両者とも意味が変わってしまうので最終的に落ち着いたのがこの名前です(特に前者が)
まだ現物が届いていませんが、このシールが貼られているのが目印です。
銃本体の新製品も開発していきますが、既存の細かいアクセサリーなどのも小さいものもコツコツと改良・改善を加えていきます。
今回の「”+Weight”グリップ」は来月の新製品と同時に発売となります。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。
お読みいただきありがとうございました。