2026/06/22
2026年 7月の出荷案内 と 雑談 と
こんにちは、タナカワークスの中の人です。
6月に入り、じめじめとした梅雨らしい日が増えてきましたね。去年も「6月ってこんなに暑かった?」と首をかしげていた気がするのですが、今年もしっかり暑いですね。
ちなみに人間にも負担がかかるこの湿度はトイガンにも負担をかけます。
湿気とメッキの関係です。高湿度の環境ではメッキ表面に水分が付着しやすくなり、それが原因で錆びや変色、白っぽいくもりが出てしまうことがあります。
特に梅雨時期は湿度が70〜80%を超える日も珍しくないので、メッキトイガンにとってはなかなか過酷な季節なんです。
保管の際は、できるだけ湿気の少ない場所に置いていただくか、乾燥剤を一緒に入れておくだけでもかなり違います。せっかくのメッキ仕上げを長くきれいに保つためにも、この季節は少しだけ気を配ってあげてください。
弊社も湿気に負けず、今月もいろいろと動いておりますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、6月の出荷案内に移りましょう。
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『S&W M27 “The .357 Magnum” 4inch Steel Finish Model Gun』
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ぱっと見ると先月の3.5インチと差がなく見えますが、0.5インチ伸びた4インチのスチールフィニッシュが登場します。
3.5インチ、5インチモデルが廃版になり新たに追加されたされたのが4インチモデル。弊社のモデルアップするM27シリーズでは比較的新し目のモデルです。
こんなマニアックなとこは無視してもいいんですが、国民的怪盗アニメの相棒ガンマンが使ったりするので無視できないんですよね(笑)
最新版のスチールフィニッシュモデルなので、トリガー・ハンマーはケースハードン風仕上げに変更になってるところもポイントです。
そうそう「ケースハードン」を知らない人向けの説明です。
鉄や鋼の表面だけを硬化させる熱処理のことで、19世紀ごろの実銃に多く使われていた仕上げ方法です。炭素を表面に染み込ませながら急冷することで、青・紫・金・茶といった複雑な色が偶然のように現れるのが特徴で、同じものが二つとない、まさに一点物の表情を持ちます。
機能面では錆びにくく傷つきにくいという実用的なメリットもあるのですが、それ以上に、あの独特の色合いがコレクターの心をくすぐるんですよね。「虹のような」とか「炎のような」と表現されることもあります。
実銃のケースハードンのやり方はこんな感じ。下記動画参照。
弊社はトイガンなのでこんなやりかたはしませんが、手間を掛けて仕上げています。
ただ、この仕上げについて一つだけお願いがあるんです。
過去に
「トリガーが腐っています!」(byエンドユーザー)、
「新品なのに錆びているんですが!」(by小売店)、
などというお問い合わせをいただいたことが何度かありまして、中の人としては毎回ちょっぴり悲しい思いをしておりました(笑)。
これ、腐ってもいないし錆びてもいないんです。ケースハードン風の仕上がりがまさにそう見えてしまうことがあるんですね。茶色や黒っぽいまだら模様が出ることもあり、一見すると「えっ?」となるのも無理はないのですが、それこそが弊社のケースハードン風仕上げの証。意図的に、そして丁寧に施された仕上げです。
弊社のモデルでこの仕上げのものを手に取られた際は、唯一無二なのでその色の複雑さを楽しんでいただけると嬉しいです。見る角度や光の当たり方で表情がガラッと変わるのが、一番の醍醐味ですので。
「ケースハードン」という単語、この機会に覚えて帰ってください。
『SMOLT Revolver 6inch Square Butt Stainless Finish Ver.3 Model Gun』
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コチラも先月から順当にバレルが伸びました。
SMOLTのステンレスフィニッシュ、6インチモデルガンです。
やはり6インチのパイソンバレルは”映え”ますね。
実銃は命中精度の高いコルトパイソンのバレルと作動性の高いS&Wフレームを合体させたもの。なので「Smith & Wesson」と「Colt」を合体させてSMOLTとしたカスタムガンです。
モデルガンではバレルの精度がどうこうという話はないですが……ロマンに理屈は要りません(笑)
内部はKフレームモデルガン最新のVer.3メカを採用していますので、安心してお使いいただけると思います。
『S&W M60 Performance Center 3inch Ver.2 Stainless Finish Model Gun』
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うん、「また」「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
古のコピペを使ってしまいましたが、こちらも先月からバレル長が伸びました。
ただ、M60パフォーマンスセンター3インチのモデルガンは今回が初モデルアップなんです。M36チーフスペシャルのステンレスモデルがM60なのですが、チーフ系といえば圧倒的に2インチが人気。ところがこのモデルだけは、なぜか3インチでも根強い人気があるんですよね。
付属グリップはアンクルマイクスタイプですが、オーバー系の大きめのものに替えてあげると、バランスがよくなって見違えます。(弊社のラインナップにはないのですが……)
気になった方はぜひ探してみてください。
さて、次は再販品です。
『COLT PYTHON .357magnum 4inch "R-model" HW Gas Gun』
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コルトパイソンの定番中の定番、4インチモデルが再販です。今さら説明不要……ですよね。
とはいえ、せっかくなので少しだけ。パイソンの4インチが「定番」と呼ばれる理由は、バランスの良さに尽きると思っています。2.5インチはコンパクトで取り回しがよく、6インチは見映えと迫力が抜群。でも、4インチはその両方をちょうどいいところで兼ね備えていて、「パイソンといえば?」と聞かれたときに多くの人が思い浮かべるのがこのシルエットなんじゃないでしょうか。
映像作品への登場も多く、パイソン=4インチというイメージを持っている方も多いはず。初めてパイソンを手にするなら4インチ、というのは今も昔も変わらない王道です。
再販のたびにご好評をいただいているモデルですので、気になっている方はお早めに。
「M40 Vietnam Basic Model Cartridge type Ver.2 Gas Gun」
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もともと2015年に特別限定品のセラコートフィニッシュで発売したモデルで、当時は即完売。その後ずっとご要望をいただき続けていたものを、2022年にセラコートから一般的な黒染めに変更し、ベーシックモデルとして再登場させました。そして今回の再販は、実に4年ぶりになります。
M40ベトナムは熱狂的なファンが多い印象で、再販のたびに反響をいただくモデルです。
仕上げも高級ウォールナット材を削り出したストック、丸みを帯びたフォアエンドやチークピース、バットプレートやスイベルリングに至るまで当時のタイプを忠実に再現。細身の24インチ専用バレルや管理番号入りレシーバー刻印など、細部のこだわりも健在です。
「あのとき買えなかった」という方にも、ぜひこの機会に手に取っていただければと思います。
さて、今回のご案内はこんなところです。
突然予定変更の可能性もございますので、ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
あ、大事なことをお伝えし忘れていました!
2026年11月出荷予定の受注生産品、「COLT S.A.A. "R-model" HW モデルガン 3機種+オプション」の受注締切が2026年6月30日(火)弊社営業時間内となっております。
これは問屋さん向けの締切ですので、各小売店さんの締切はそれより早い場合がほとんどです。ご購入をお考えの方は、お早めに各店舗にご確認いただくことをおすすめします!
またお待たせしてしまっている、2026年5月中旬分の注残となっております「S&W M29 "No Dash" 4screw 6-½ inch HW モデルガン」につきましても、7月の出荷と同日発送となります。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちくださいませ。
~雑談的なもの~
M27の4インチのスチールフィニッシュが新発売になるのでちょっと思い返した事がありました。没になったモデルでもココで供養しようかなと。
まずはコレ。
「S&W M27 4inch グレースチールフィニッシュ モデルガン」
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アニメなどでは銃器の色が実銃は黒なのに白や銀っぽいとかありますよね。
背景やキャラに埋もれてしまうので本物の色は黒だけど引きのシーンでわかりやすいように色を変えるとかそういうことがあります。
「もとからエイジングされたようなグレーなら両方成り立つんじゃない?」と考えてスタッフが製作したモデルがコレです。トリガー・ハンマーは参考にしたものと変えてしまっていますが、なかなかいい仕上がりです。
ボツ理由はお察しください。
次はこちら。
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「なんだM49か」と思ったそこの貴方!
ちゃんと見てくださいね!
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下側が「S&W M49ボディーガード 2inch」です。
ね? 大きさが違うでしょう?
上側は命名するなら
「S&W M10 2inch with ハンマーシュラウド」
というところでしょうか。
「ハンマーシュラウド」とは、リボルバーのハンマー側面や上部を覆い、衣服などへの引っかかりを防ぐための後付けカバーです。ポケットに入れたままでも引き金を引けるという、護身用途を意識した実用的なパーツで、コルトディテクティブに装着されたものが特に有名ですね。
そのハンマーシュラウドをS&W M10に装着したのがこのモデルです。……分かる方には分かってしまいますね(笑)。
こちらはまだ試作段階で、完全には詰め切れていないのですが、一応外からハンマーを起こすことも可能な仕様になっています。
ボツになった理由はお察しください。
まあ、大人の事情というものは世の中にいろいろあるわけです。深くは追及しないでください。それでも形にしたいという気持ちは本物ですので、いつかうまい落とし所が見つかればいいなと思っています。
今日のところはこのあたりで。
お読みいただきありがとうございました。