2026/03/10
【受注生産品】92 プロフェッショナルコンプ 2機種の動画 と 雑談 と
こんにちは、タナカワークスの中の人です。
『Beretta 92 Professional Comp』にご反響いただき、誠にありがとうございます。
副社長に「みんなアルミ削り出しコンプとサプレッサー付きでスライドが快調に動くかどうか気になっているみたいだから動画撮って」と無茶振りがきましたので早速撮影しました。
動画内の発火は弊社の「9mm Wキャップカート」を使用しています。
ハイパワーカートでもしっかり作動していることがおわかりいただけるかと。
またコンペンセイターが抜けるようなこともなく、ブローバックも快調です。
さらにサプレッサーもきちんと仕事をしていて、消音効果もちゃんと体感できる仕上がりになっています。
安心してガンガン撃ってもらえればと思います。
今回はただの動画だけのアップでした。
一応弊社はYoutubeチャンネルもありますので気になる方は登録しておいてください。新製品の動画などが上がるかも知れません……
(※ 弊社のSNSはこのアームズマガジンブログとYoutubeチャンネルのみです。X(旧:Twitter)やInstagramに公式アカウント・販売アカウントはございません。ご注意ください。)
~雑談的なもの~
この「ベレッタ92 プロフェッショナルコンプ」予約の案内が流れてると思うんですけど、流れているものを見ていると小売店様の予約で製品名をミスしているのが非常に多いです。
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ツートーンモデルは「92F」。
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サプレッサー付きモデルは「92FS」。
外観はそんなに違わないので歴史の話。(好きな人は釈迦に説法かも知れないので無視してください)
最初の「92」がコレ。まだWW2時の拳銃から派生感が残るありありと感じ。
セーフティがフレーム側、マガジンキャッチもグリップ下部にある点に注目です。
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▲ベレッタ92。写真は実銃です(引用:https://guns.fandom.com/wiki/Beretta_92)
その後、イタリア国家警察の要請に応じ、92の安全装置をスライドに移したモデルが「92S」。
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▲ベレッタ92S。写真は実銃です(引用:https://www.berettaweb.com/92%20Successo/92/Beretta%2092S%202a.htm)
で、時は1980年代米軍のサイドアームのコンペティションでイタリアのベレッタ社も手を上げます。
提出した銃は「92S-1」。これは92Sのマガジンキャッチを、グリップのトリガーガード付け根に移したモデル。後にファイアリングピンブロックの導入に伴い「92SB」とされました。
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▲ベレッタ92SB。写真は実銃です(引用:https://commando.fandom.com/wiki/Beretta_92SB)
ココまで来るとみんなが知っているような形になってきますね。
この92SBに表面処理の変更、クローム処理バレルの採用、トリガーガード前方に指掛けを追加し、マガジン挿入口を広げた。当初は「92SB-F」と称されていたが、「92F」と略される。
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▲弊社のモデルガン「92SB-F ハリウッドバージョン」。
ハイ。知っている形になりましたね?
この後「M9」として米軍のサイドアームに選定されたが、スライド破損事故が相次ぎ(後に濡れ衣と発覚)対策としてハンマーピンヘッドが大型化され、破損時にスライドが射手に当たるを防げるように変更された。これが「92FS」。
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▲弊社のモデルガン「92FS」。
米軍採用の「M9」は民間モデルで言うと、採用時は「92F」でしたが仕様変更され「92FS」となっています。弊社のモデルガンも「92FS」時の「M9」を再現しています。
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▲弊社のモデルガン「U.S.M9ピストル」。
ハンマーピンヘッドってどこよって話なんですけど、ココ。
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すべてトイガンだと見落とされがちな違いですが、
実銃ではちゃんと意味がある変更だったりします。
モデルガンはこういう細かいところにこだわって作っているので、
ぜひ「ハンマーピンヘッド」とか、そういう地味なところも見ていただけると嬉しいです。
……まあ、たぶん普通は誰も見てないんですけどね(笑)
今回のプロフェッショナルコンプも「92F ツートン」と「92FS オールブラックwithサプレッサー」になってますので注意してくださいね。
あとベレッタの表記について、再度触れときますを。
弊社では「M92」という表記の「M」は、Evo.2の頃から使わないようにしています。
というのも、この「M」はイタリア語の 「modello」(=モデル) をそのまま付けて「M92」と呼ばれるようになったのではないか、という説が有力だからです。実際、アメリカでは基本的に 「92」表記 が多く、「M」を付けないケースが一般的です。
そのため、弊社の製品名もそれに合わせてEvo.2以降は「92」表記で統一しています。
……ちなみにここでよく混同されるのが 「M9」 の「M」。
こちらは米軍の制式名称なので、意味合いがまったく別です。
同じ「M」でも出自が違うので、そのあたりはちょっとややこしいですね。
そうそう、ベレッタ以外に最近意外に間違えが多いのでいえばコレ。
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「ステンレスモデルだけは【COLT】ついてねーよ!」
い●ん風に言ってみましたが、ステンレスモデルの元になったのは海外のレプリカメーカーなのでこのモデルだけは「コルト」ついてません。(いぜん、ブログで触れましたね)
買った人はわかりますが、箱も違っています。
レビュー動画やショップページも間違っている率高め。
まぁ「コルトSAA」で一括りにしちゃいがちですしねぇ……
……と、偉そうに書いてみましたが、
弊社もたまに表記を間違えたりするのであまり大きなことは言えません(笑)
見つけてもそっと教えていただけると助かります。
今日のところはこんなところで……
お読みただきありがとうございました。