2026/02/27

【受注生産品】92 プロフェッショナルコンプ 2機種の詳細 と 予約 と

 

 こんにちは、タナカワークスの中の人です。

 月次出荷案内流した後に更新って珍しいですよね。

 ちょっとマニアックな新製品が完成しましたので、そのご報告です。

 

 

 

 

 

 

 

『Beretta 92FS ”Professional Comp” Evo.2 HW ALL Black Model Gun with Suppressor』
 

 

 

 

 ベレッタ92モデルガンの Evolution 2 化の際に、ラインナップとして企画していた製品です。弊社として初めての、アルミ削り出しでのコンペンセイターの製作などもあり、先日ようやく告知できる形になりました。

 

 「某有名映画」の主人公である殺し屋が使用する「コンペンセイター付きベレッタ92F」を再現しました。


 これまでエアソフトガンやモデルガンで多くのモデルが登場してきましたが、今回は実際に映画の撮影で使用されたプロップガンを徹底的に調査し、発火して楽しめるモデルガンとして製作しました。実物の製造年やモデルごとの細かな仕様の違いまでこだわり、現時点でこれ以上ないレベルまで磨き上げています 。

 


 本体の刻印等も調べあげ、実物プロップガンは撮影後に実弾が発射できないよう無可動化され、英国バーミンガムでの改修印とフランスのサンテティエンヌ国立試験所センターの検査印が打たれています。

 しかし、本製品ではそれらの刻印はイメージを崩すため再現していません。

 作品の舞台はニューヨークですし、「無可動化しました」という刻印が入っていると「萎えるな……」という判断からです。

 

 コンペンセイターもまた、既存のエアソフト用カスタムパーツでは再現しきれていなかったポート穴形状までこだわり、専用設計で製作。イタリアのメーカーであるALGIMEC製3ポートタイプ大型コンペンセイターを忠実に再現しています。実銃においては発射ガスを上方へ逃がすことでマズルの跳ね上がりを大幅に軽減し、安定したラピッドファイアを可能にする実用的なカスタムパーツです。

 

 モデルガンにおいても、オートマチック特有のリアヘビー傾向を緩和し、装着によりフロントヘビーなバランスへと変化。構えた際の安定感も向上しています。劇中のイメージ再現と、モデルとしての完成度向上を両立させた仕上がりです。

 


 

 またオールブラックモデルの特徴は【with Suppressor】製品名にもあるとおり、サプレッサー(抑制器の意。以前はサイレンサーとも呼びましたが消音するもの意ですが、音が消えるわけではないので音を抑える意味で近年では呼ばれます)が装着可能です。

 

 

 装着するとこんな感じ。

 

 

 

 勿論、この状態でも発射OK。

 サプレッサー内部には弊社「マルチサプレッサー」の内部に使用した樹脂製バッフルを小型化したものを新規に製作し、内蔵しています。

 長いサプレッサー基部がコンペンセイターの露出部分も塞ぎますので、実際に発砲すると抑音効果も高く、面白い製品になっています。

 

 

 オールブラックモデルには上記の写真のようにコンペンセイターにねじ切りがされて サプレッサーが装着できるようになっています。

 

 

 装着するとこんな感じ。長さも11cm位伸びますので中々の長さです。

 

 

 サプレッサー装着状態でホールドオープンするとこんな感じ。

 ベレッタは個人的にはホールドオープンしたときが一番格好いい銃だと思ってるのですが、コンペンセイター付きでも格好いい!

 

 

 アルミ削り出しコンペンセイターや新規製作のサプレッサー採用により、どうしてもコストが上昇してしまうため、本体側の仕上げはバランスを考慮し、一般的なモデルと同様に、ヘビーウエイト樹脂による黒染め仕上げとしています。

 

 こちらが1機種目。

 

 

 

 

『Beretta 92F Professional Comp Evo.2 HW Two-Tone Model Gun』

 

 

 

 

 2機種目がコチラ!

 フレームシルバーのツートンモデルを再現したバージョンです。

 こちらは92Fがベース。左グリップ上部からハンマーピンが見えないので92Fとわかりますね。

 実はこのモデルはツートンの初期型「92F」モデルをベースに、1989年製のフレームを組み合わせたカスタム品です。撮影で壊れたのか、シルバーフレームを再現するためだったのか、いずれにしろ何らかの事象があり組み替えたのだと思います。

 スライド側は「F」刻印と溝のない専用形状、フレーム側は「FS」刻印という、実物の複雑な構成も見逃せないポイントです。フレームのシリアルナンバーは実物と同じ番号を採用しています。

 

 

 フレームのシルバー色についても、徹底した考証のもとで仕上げています。実在したプロップガンでは、フレーム表面のアルマイト処理を剥離し、アルミ地肌の質感をそのまま見せた仕様となっていました。

 本製品ではその独特の風合いを再現するため、職人集団「鈴友コーティング」に依頼。高い耐久性と質感表現に定評のあるCerakote(セラコート)を用い、単なるシルバー塗装ではない、金属感のあるアルミ地肌の色味と質感を追求しました。

 乾いたアルミの独特な仕上がりは、劇中で印象的だったあの佇まいを彷彿とさせるものとなっています。

 

 またコンペンセイターは劇中仕様のプロップガンどおり、サプレッサーを装着しないタイプのものを再現。

 

 

 

 オールブラックモデルのように、サプレッサー装着用にねじ切りのない本来の口径サイズに対応した銃口をしっかり再現しました。

 なので両方買っていただいてもこちらのモデルにはサプレッサーは装着できません

 

 

 

 商業的な観点だけで見れば、需要の読みやすい「オールブラック仕様+サプレッサー付きモデル」に絞る、という選択肢もあったかもしれません。

 

 しかし、映画マニア、そして銃器マニアの巣窟ともいえる弊社では、「これは絶対に両方やるべきだろう」という結論に(笑)。会議の場で、最終的に両モデルとも発売する運びとなりました。

 

 採算や効率だけではなく、「わかる人にはわかる仕様」をきちんと形にする。そうしたこだわりもまた、ものづくりの醍醐味だと考えています。(ほどほどにします)

 

 

 ヘビーウエイトフレームにセラコートしてしまったので、ちょっとお高くなってしまったのですが、それ以外スライド・バレルは一般的なモデルと同じくヘビーウエイトの黒染めとし、オールブラックモデルと合わせて同価格で販売します。

 

 2挺セットでの販売とか鞄風BOXに入れて販売とか(無茶言うな。どれだけ単価な高くなるかわからないし、どんだけ時間かけるんだ!by中の人の心の叫び)色々案はあったのですが、最終的には2挺別々での販売に相成りました。

 

 ただ、こだわりにこだわって製作はしたものものの中々マニアックな製品となってしまいましたので、今回は受注生産とさせていただこうかなと思っています。

 

 受注期間は ~ 2026年3月31日(火)まで。

 あくまでもこれは弊社の問屋様向けの受注期間です。

 小売店様は29、30日ぐらいで受注を打ち切ってしまうと思いますので注意してください。

 ご予約は全国の弊社モデルガン取扱店様(◀取扱店一覧にリンクしています)でお願い致します。

 何度も書きますが、弊社は直売はやっていません。電話してきても買えませんのでご注意ください。

 

 発売は2026年8月中旬を予定しています。

 万が一、万が一ないとは思いますが、受注数が想定を大幅に上回った場合には、生産体制の都合上、納期に遅延が生じる可能性があります。

 その際は、受注数の集計完了後に改めてご案内・発表させていただきますので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。

 

 

 それでは、ご予約お待ちしています!

 

 

 最後に2挺揃えた写真が格好良かったので貼っときますね。

 

 

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