2025/01/22
2025年 2月の出荷案内 と 雑談 と
こんにちは。タナカワークスの中の人です。
2025年になりましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか。
弊社は年末バタバタと過ごし、新年も流行病で体調不良者が出る中、なんとか出荷日を迎えた感じです。
そして翌週には新製品のご案内……。忙しいですね。
さて、新製品のご案内に移りましょう。
今月も公官庁系モデルがずらりと並びました(笑)
今月はこのモデルからご案内。
『SIG P226 Early type Evolution 2 ALL HW Model Gun』
P226の「初期型レイルなし」を弊社では「Early type(アーリータイプ:初期型の意)」と呼称しています。
昔はただの「P226」呼称で、レイルが付いたものの方を「P226 Railed Frame(レイルドフレーム)」と呼んでいたのですが、今や基本レイルが付いているのがデフォルト。
……時代を感じますね。
トイガンダイジェストの広告では、先行告知していたのですが予定がずれ込んでしまい今月の発売と相成りました。
約40年前にベレッタ92Fと米軍正式採用を競った銃ですが、現在でも改良型が発売されていることから、この銃の持つポテンシャルの高さが伺えます。
そんな今見ると新鮮に感じるレイルなしモデルがオール・ヘビーウエイトでラインナップに加わります。
『SIG P220 陸上自衛隊 Evolution 2 ALL HW Model Gun』
『SIG P220 海上自衛隊 Evolution 2 ALL HW Model Gun』
「先述のP226と同じ銃かな?」と思ってしまいますが、こちらはP226のベースになった「P220」です。言わずとしれた自衛隊制式採用拳銃で、6年前に新拳銃「9mmけん銃SFP9」が採用されましたがまだまだこちらも現役。
先月発売したのは「航空自衛隊」モデルでしたが、今月は「陸上自衛隊」「海上自衛隊」が同時発売。
差異はスライド右側の刻印がそれぞれ違います。それ以外は一緒です。
これもオール・ヘビーウエイトになって登場です。
『Colt Python .357Magnum 3inch “R-model” Stainless Finish Gas Gun』
弊社の人気モデルであるコルト・パイソンのバリエーションです。
同じ銀色でもニッケルメッキモデルは発売されていましたが、ステンレスメッキモデルでの3インチは初でした。
3インチモデルは別名「コンバット・パイソン」と呼ばれ、バレル刻印にも「COMBAT PYTHON」と入っています。実銃は超高級ですから実際のガンファイトに使用する人は少ないと思いますが……。この刻印が入った実銃は過去にデストリビューターが発注し、世界には数丁しか存在しないといいます。そんな伝説めいたステンレス製パイソンを弊社が得意とするステンレスフィニッシュ(メッキ)でガスガンとして再現しました。メジャーなニッケルメッキやヘビーウエイトモデルではないので数は少数ですし、次回生産はいつになるかは不明です。この機会をお見逃しなく。
『S&W M36 3inch Square Butt Heavy Weight Version 2 Model Gun』
一部から要望があって製作されたM36スクエアバットの3インチモデルです。
ガスガンが先行していましたが、モデルガンも登場です。
依頼された丁数が少数だったため、ついでに新製品として生産ラインナップに追加しました。異色の成り立ちを持つモデルです。多分一部の層の人には刺さるモデルなんだと思います。(察してください)
こちらはもスポット的に製作されたものなので、再生産されるか廃盤になるかも不明な感じです。気になる方はお早めに。
次は再生産です。
『S&W M360J"SAKURA" 海上保安庁モデル .38spl 1-⅞inch HW Model Gun』
「先月やったよね?」と思う方もいると思いますが、今月は刻印違いの海上保安庁モデルです。
差異はフレーム左面の刻印とパッケージぐらいですが、これが違うだけでも評価が変わる場合があるんです……。希少な海上保安庁モデルとなっていますのでお見逃しなく。
さて、今回のご案内はこんなところです。
突然予定変更の可能性もございますので、ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちくださいませ。
~雑談的なもの~
最近各所で値上げがエグいという話が聞かれるようになりました。
キャベツが400円超えとかガソリンレギュラーが185円とか話題になっていますが、実はトイガン関連もエグいです。
弊社も本体再販の際には適宣値上げをさせていただいておりますが、既存モデルを再販しようと取引先に発注する度に「値上げ」のお願いが来る状態で、色々値上げに驚いている方も多いと思いますが、これが弊社の現状です。おそらく同業他社も含め、同じような状態だと思います。
例えば「銅」を例に取ってみましょう。
エアソフトガンのインナーバレルやモデルガンのカートで使用される「真鍮」は「銅+亜鉛」の合金です。また弊社が得意とするメッキの下地に使用されるのも「銅」。
ちなみに銅の価格の推移はこんな感じ。
(出典元:「世界経済のネタ帳」https://ecodb.net/commodity/copper.html)
このようにずーっと値上がりしているんです。90年代の価格と比べると約4.5倍ぐらい。取引先もできる限り価格維持努力してくれていましたが、ここまで変化すると限界です。これを見るとわかるとおり、90年代の価格ではとても提供できない状態になっています。
近い将来、エアソフトガンのバレル素材が変更される日も近いのではと考えています。
「銅」1つ取ってみてもこの状態で、エアソフトガンの主要材料である樹脂の原材料である「原油」や他の「金属」もこのような状態です。弊社の場合、木製品も取り扱っていますので「木材」にも気を使わないといけません。
これに「人件費」の上昇も加わります。昔の金型ですと加工点数が多く、加工もマンパワーでゴリ押ししていた時代ですから、古い商品などは当然価格が上がってしまいます。
つまり昔と同じように同じものを出すにも苦労する時代になってきました。
当然金型を改修して加工を減らしたり、組みやすいように改良するのですがそれでも限界はあります。(これにもお金は掛かります)
弊社も素材価格上昇を見込み、計算して価格決定していますがそれを優に超えてくる状態です。
今後、趣味性の高い娯楽用品はこのような価格になっていくと思います。
お客様とは「一期一会」となることも考えられますが、価格にビックリされるだけでなく、弊社の商品の進化にも驚いていただけるような商品をお届けしてまいります。
ネガティブな話も色々しましたが、お客様のご支援に感謝し、新年の挨拶に代えさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。