2024/09/25
2024年 10月の出荷案内
こんにちは。タナカワークスの中の人です。
先週は弊社近所の夏祭りでした。
引っ越して3年ぐらいになりますが、程よく地域にも受け入れていただいているようで、提灯も出させてもらいました。
「来年は射的でも出してよ」と地域の顔役さんと笑い話をしました。
東京でも地域の繋がりがまだ残っている地区はいいですね。
さて、今月の出荷に参りましょう。
『PEGASAS Ⅱ Gas Gun Series
Colt 's Single Action Army 2nd Generation
5-½ inch Nickel Finish ABS ”PEGASAS Ⅱ” Gas Gun』
先月発売した4-¾インチからちょっと伸びた5-½インチが登場します。
別名「Artillery Model:アーティラリー(砲兵)モデル」です。
前もちょっと触れましたが、この銃を作ったコルト社自身はこういった別名呼びをしていないことと、米国の別称分類と日本の別称分類だと違いがあり、ちょっと分かりづらいことがあるので、ペガサス2モデルから弊社は「インチ呼称のみ」に変更しました。
まだ慣れていないと問屋の担当さんも別名呼称しちゃいますね。
手間がかかるのペガサス2なので数は少なくなっています。気になる方はお早めに。
『SIG P226 "Mk25" Evolution 2 ALL HW Model Gun』
アメリカ海軍特殊部隊SEALs(シールズ)の使用する特別仕様P226「Mk25」がオールヘビーウエイトで登場です。
アンダーマウントレイルはSIG標準レイルからピカティニーレイル規格へ変更され、潤滑・防錆処理を施した専用デコッキングレバー、滑りにくいチェッカーMgキャッチ、形状が見直されフィット感が増した新型グリップなど元銃の特徴を余すことなく再現しています。識別用のアルミUIDプレートも接着用両面シールと一緒に付属するので、任意の位置に取り付けも可能です。
オールヘビーウエイトモデル(※バレル以外)への変更で重量も上がり、体感的なリコイルもシャープなものから手首にガツンとくるリコイルに生まれ変わっています。
『S&W M10 2inch Square Butt HW Version3 Gas Gun』
先月発売されたスクエアバット版の2インチM10が早速ペガサス式ガスガンになって登場です。S&W系リボルバーのグリップ形状が変わるとかなりイメージが違います。
先月にも書いたのですが、詳細を再掲載しておきますね。
(スクエアバットとラウンドバットって何が違うのという方は↓下記をチェック!)
あとよーくショップさんの紹介などでも間違えているのを見かけるのですが、
square bat ✕ 訳:四角いバット(野球の)
square butt ◯ 訳:四角い尻
銃の尻です。Bad(悪い)でもないので注意してくださいね。
『S&W M36 2inch “Lady Smith” HW Version2 Gas Gun』
S&W(スミス&ウェッソン)社は女性を対象にした護身用コンパクトハンドガンシリーズを発表しました。それが「Lady Smith(レディスミス。以下LSと略)」シリーズです。銃の無骨なイメージを一新するため外観を重視し、高級家具のような木製グリップを装着、女性が手に取りやすいようにエレガントなイメージに仕上げています。このコンセプトは同社のやり手の女性広報が考案し、現代まで続く人気シリーズとなりました。
実際にこのサイズの.38spl口径のスナブノーズ・リボルバーを女性が連射するとなると厳しいと思いますが、エアガンでしたら関係ありません。
今では希少になった花梨(カリン)材の木製グリップに「+Weightシリーズ」のグリップウエイトを追加した限定仕様です。また限定モデルなのでトリガー・ハンマーはケースハードン仕様にしています。
クラシカルな面持ちですが気品も併せ持つハイエンドモデル。数量限定品なのでお見逃しなく。
ここからは再生産です。
『S&W M500 3+1 inch Stainless Finish Version 2 GasGun』
世界最強のマグナム拳銃M500の3+1インチ版が再生産になります。
バレル部分が3インチ、反動減衰するコンプ部分が1インチで3+1インチと表記していたのですが、最近は普通に4インチと書かれる場合が多いようです。
弊社のコンプ部分は現行ではないタイプのモデルを再現していますので3+1表記で再生産です。
『S&W M1917 .455 Hand Ejector 2nd Model Five Screw 4inch Custom HW Model Gun』
米国映画グッズ屋さんより依頼を受けて製作された異色の銃が再生産です。(詳細はリンク先)
『レイダーズ~失われたアーク~』のあのモデルです。
映画ファンは必見ですね。少数生産になっていますのでご注意ください。
『S&W M1917 .455 Hand Ejector 2nd Model Five Screw 6.5inch イギリス国軍Ver. Heavy Weight Model Gun』
上記のそれよりも希少なM1917のイギリス軍仕様が再生産です。
なんと12年ぶり。
厳密に言うとには「M1917リボルバー」ではなく、そのモデルになった民間モデル「.44ハンドエジェクター」をベースにイギリス軍の要請で製造されたリボルバーです。1914~1917年までイギリス製ウェブリー・リボルバーの生産不足を補う目的で生産されていたモデルです。イギリス軍やカナダ軍に主に使用されたそうです。
上記の4インチより生産頻度が少ない、希少モデルなのでこの機会をお見逃しなく。
小噺なのですが、弊社も協力させていただいた『リボルバー・リリー』。
それのティザー・ビジュアルなんですが気づく人は気づきますよね。
これ弊社のイギリス軍モデルガンをベースにしちゃっているんですね。インサートも見えますし。ちなみに原作・映画ともにUS.45口径のM1917を使用します。
デザイナーさんか発注先のミスなんでしょう。
このような例は銃に詳しくない人の中では結構起きがちです。
そんな小噺で今回の出荷案内を終わらせていただきます。
情勢的にいろいろと価格の高騰も続いていますので、またいつ価格変更となってしまうかわかりません。お早めにお買い求めください。
やむを得ない事由で突然予定を変更する場合もございます。ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
また9/28より個人様のパーツ購入の送料が変更になっていますのでご注意ください。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。
お読みいただきありがとうございました。