2024/05/22
2024年 6月の出荷案内 と 雑談 と
こんにちは。タナカワークスの中の人です。
一気に暑くなりましたね。春とは何だったのか……。
今月は気侯に合わせてなのか、ガスガンが多めになっています。
早速、来月度の出荷案内に参りましょう。
なぜ記事画像がモザイクだったかの答えがこちらです!
『S&W M27 “The .357 Magnum” 3-½ inch HW Model Gun』
M28が発売した際には、関連モデルで出るのではと思っていた人は勘が鋭い人です。往年の他社製モデルガン「ハイパト」でおなじみのあの形です。
簡単な銃の紹介をすると1935年に“The .357 Magnum” (銃の名前)として発表されたNフレームサイズ、.357マグナム弾6発のリボルバーです。
銃の名前通り使用される「.357マグナム」と呼ばれる弾はこの銃と同時ににデビューしました。
カスタムオーダー可能のハイエンドモデルとして発表されましたが、皆がこぞって購入しました。
1957年のモデルナンバー制に移行した際、「M27」のモデルナンバーが与えられて現在に至るまで生産されている人気モデルです。
さてモデルガンも見ていきましょう廉価版であるM28との差は省略されていないチェッカリング部分。
フレームからバレルにかけて丁寧に彫られたチェッカリング。
また「これでもか!」と掘られた特徴的なリアサイトリーフのチェッカリングも新規パーツで再現しています。
3½インチというバレル長は取り回しもよく、M13が採用されるまでFBI捜査官の間ではこのモデルが人気だったようです。
バレル反対側には使用弾であり、銃の名前にもなっていた「.357 Magnam」の刻印が入っています。
M28-4インチ(右)と比較すると0.5インチ短いです。
弊社の引越し以前からの企画でしたので、企画が始まったのは3年以上前でしょうか……。
ようやく発表となります。感慨深いですね。
(2024/06/24動画追加)
『S&W M360J "SAKURA" 海上保安庁モデル .38special 1-⅞inch HW GasGun』
サバイバルゲームで海保装備の方はお待たせしました。
海保サクラのガスガンバージョンが登場です。
通常バージョンとの違いは刻印が銃本体は海保刻印になっています。
性能に関して差はありませんので、好きな方をお選びください。
余談ですが、海上保安庁はなかなか面白い火器のラインナップを使用してます。
海保の銃シリーズも売れるようならモデルアップするのもありですね!(保証はしない)
次は再販のご案内です。
『シティーハンター』公式コラボレーション
『Colt Python “冴羽 獠”model Gas Gun』
©北条司/コアミックス1985,版権許諾証AO-210
見ましたか? 鈴木亮平さんの華麗なアクション!
Netflixで日本・香港・台湾で英語以外の作品で1位だそうです。
この作品で使用されているメインのモデルガンが弊社冴羽獠モデルのパイソンになります。(→商品にリンク)
ガスガンも以前製作していました。
2023/10ぐらいにも再販したのですが、即完売でした。
またお客様から「廃盤品だと偽り、転売が横行している」と教えていだだきました。
現行品なので廃盤ではないのですけどね……。分かりづらいホームページで申し訳ありません。
ですが、個人的に転売ヤーと呼ばれる方々が大嫌いなのでこのタイミングで再生産します。
また価格に関してですが、パイソンの基本モデルの値上げが次期再生産から決まっています。なので、それに応じてこのモデルも値上げする方向です。
この価格では最後の生産になりますので、購入をお考えの方はお見逃しないようにお願いします。
次のモデルも久々の再販です。
『S&W M627 Performance Center 5inch 8-shot HW Ver.2 Gas Gun』
「627なのに黒なのはいかがか」と物申す方もいらっしゃると思いますが(本来M627の”6”はステンレス素材を使用していることを表す)、近年はS&Wではないですがステンレス製でもブラックモデルは発売されているでご勘弁を……。「ブラックステンレスモデルなんだな」と脳内補完してください。
実銃の話はさておき、これも7年ぶりの再販です。
ちなみに以前のモデルから外観のアップデートが入りました。
それがココ。
(上記はパーツ単体です)
以前のモデルはM327とパーツを共用していたのでココに「ガス・ガード・プレート」があったのですが、M627のモデルガンを出すタイミングでアップデートして、無くしました。
実銃のM327は軽量化のため、スカンジウムを使用していますが耐久的に心細かったので発射ガスを受ける部分に補強が入っているのですね。それが「ガス・ガード・プレート」です。
実銃のM627は先ほど申し上げたとおり、ステンレス製ですのでそれが必要ないということなんです。
個人的に好きなモデルだったので、モデルガン化の際に騒いで共用をやめて、専用品にしてもらいました。
すごい小さいことなんですけどね。重要なことなんです。絶対。(個人の感想です)
ガスガンでもフィードバックし、このモデルからM627系ガスガンは「ガス・ガード・プレート」がなくなりますのでご承知ください。
突然予定変更の可能性もございますので、ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちくださいませ。
~雑談的なもの~
先行試写会に行ってきました。↓こちらのです。
ポップコーンとコーラがないのと仕事で行っているという点を除けば、大満足でした(笑)個人的にもムビチケ買ったので2回は行きますが……
また個人的に昔から大好きな作品でしたので、銃器協力という形で関われたのは本当に嬉しい限りです。
今回のユージモデルのM10の取説も弊社で製作したのですが、集大成となるよう各社に協力を仰ぎつつ、製作しました。
買った人へのサプライズになればと思って情報公開を避けてきました。
ネットで公開するとかセクシーでもダンディーでもない行為はやめてくださいね(笑)
さて、そんな『帰ってきたあぶない刑事』は
5/24(金)から全国公開 なので皆さん見に行きましょう!
あぶデカはイイぞ!!
それでは今回はこの辺で……
趣味・主観の入ったブログをお読みいただきありがとうございました。