2024/03/22
2024年 4月の出荷案内 と 色についての雑談 と
こんにちは。タナカワークスの中の人です。
相変わらず花粉症が酷い事になっています。
杉許すまじ。
どうせなら上質なクルミを植えてくれるなら銃床作るのにも有意義なのに……などと妄想している間に一月過ぎてました。
早速、来月度の出荷案内に参りましょう。
1P目に再販が来るのは珍しいですが、強力な再販が来ます。
【『シティーハンター』公式コラボレーション
Colt Python “冴羽 獠”model Model Gun】
実写版便乗商法です。
モデルガン版も再販希望を多く頂いていたので再販致します。
詳細はこちらを御覧ください。
今回は受注生産とかではないので通常生産し、出荷致します。
また今回はゼノンオンラインでの出品はありません。
いろいろな機種が値上げしていますが、再度申請などが面倒なので企業努力で価格は据え置きです。
前回逃した方は、お見逃しなく。
以前撮影したショートの発火動画を貼っておきます。
次はマイナーシリーズの新作です。
『S&W M49 "Body Guard" 3inch HW Ver.2 Model Gun』
「ボディーガードの3インチ?」と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、実銃にも存在するバリエーションです。
2インチモデルに見慣れていると、新鮮というか奇異に見えます。
実銃では生産数が少なくレアなモデルだったそうです。1インチ伸びたことで命中精度の向上も望めましたし、S&W社Jフレーム系の小型リボルバーの2インチモデルですとエジェクターロッドが短くしっかり排莢されずらい場合があったそうで、3インチですと余裕を持って排莢できたのが利点だったようです。
バリエーションモデルですが弊社では初モデルアップです。
クセが強いモデルですのであまり数はご用意しておりませんので、気になる方はお早めに……。
続いては2挺同時に紹介。
『Desert Eagle .50AE "Warm Silver Coating" HW Model Gun』
『Desert Eagle .50AE "Bright Gold Coating" HW Model Gun』
先月延期になってしまったDE.50のバリエーションモデルが発売です。
以前、別注モデルで「バーントブロンズ」「タングステングレー」の2種を販売しましたが「セラコートモデル」で数量限定となっていました。
今回は同色ではなく、金色の「ブライトゴールド」と銀色の「ウォームシルバー」モデルを発売します。
コーティングの名前が示す通り、メッキではなくHW樹脂に塗装したものになります。(セラコートではありません)その点ご注意ください。
実銃でも派手な色のバリエーションが存在するデザートイーグルの新レギュラーが2機種登場です。
あとは再販のご案内。
『S&W M19 Performance Center 3inch ”K-comp” HW Ver.3 Model Gun』
S&W社Kフレーム系で弊社唯一のパフォーマンスセンターモデルが再販になります。
3年ぶりぐらいでしょうか。
上面にポートが開いており、なかなか精悍なモデルになっています。
『S&W Performance Center M&P R8 5inch HW Ver.2 Gas Gun』
モデルガンばっかりでしたが、ガスガンもやっています。
こちらも3年ぶりぐらいです。弊社の現行品で一番新しいリボルバーモデルでしょうか。
装弾数も多く、ダットサイトやライトも装着できるので、なかなか楽しいモデルです。
弊社はバリエーションが多いので再販を逃すと、ラインナップが1周して再販するまで5年ぐらい掛かります。機会を逃さずお買い求めください。
突然予定変更の可能性もございますので、ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
スタッフ一同、一意専心製作に取り組んでおりますので発売まで今暫くお待ちください。
~雑談的なもの~
弊社の知らないと混乱しがちなカラーバリエーションの話を少ししようと思います。
まずは素材。
基本はABSとHW(高比重樹脂)のモデルがあります。
こちらが「ABSブラックモデル」です。
このABSの利点は「耐衝撃性が比較的高い・軽い」ことです。
こちらが「HWブラックモデル」です。
肌の仕上げの差にも寄りますが、HWモデルの方がマットめな感じです。
HW樹脂の利点は金属粉が混ぜられた樹脂を使用しているため「重い・ブルーイングができる」ことです。(ブルーイングは地肌を磨いて専用液で染めることで実銃のような鉄の色味を再現できるものです。弊社がお行うものではないのでやり方は割愛します)
次にメッキモデルです。これはABS樹脂に金属被膜をつけたものです。
弊社の「◯◯フィニッシュ」とついているものは基本メッキです。(※全部金属で作ると法律の規制を受けるため樹脂にメッキを付けることで表現しています)
メッキの特徴は「金属被膜なので実銃のような表面処理が可能になっている」点でしょうか。
まずは「ステンレスフィニッシュ」から。
これは実銃のスレンレスの色合いを再現したもので、マット目なシルバーになっています。素材はABSなので重さは基本ABSと変わらないぐらいです。
次が「ニッケルフィニッシュ」です。見てもらえば分かるとおり、かなりギラギラしたシルバーです。これも実銃でステンレスが出る前の防錆対策で施されたニッケルメッキを再現したものです。これもABS樹脂にメッキを施しています。
その次が「スチールフィニッシュ」です。実銃の磨かれた鉄の色を再現しています。
これもメッキなのでABS樹脂ベースです。
現在はこの5種のカラーパターンがベースになっています。
例外的に塗装モデルも存在します。
今回のデザートイーグルの「◯◯コーティング」と呼称しているモデルは塗装モデルです。
素材はABS樹脂の場合も、HW樹脂の場合もあります。
(↑ブライトゴールドコーティング)
(↑ウォームシルバーコーティング)
上記のデザートイーグルはHW樹脂に塗装したものです。
また塗装モデルにも実銃にも使用される「セラコート」と呼ばれる塗装をしたモデルもあります。
(↑デザートカラーコート)
このP226はスライドがABS系樹脂、下がHW樹脂です。
過去のものを含め、細かいカラーバリエーションですともっと多いのですが……。
一般的な「シルバーモデル」という括りは弊社は存在しないのでご注意くださいね。
購入などの際には、基本カラーを参考にしてみてください。
それでは今回はこの辺で……
お読みいただきありがとうございました。