アームズマガジンとガンプロフェッショナルズに実銃レポートを寄稿しているアメリカ在住のSHIN（私は普段SHINさんと呼んでいるので、以降はSHINさんとお呼びする）とは、編集者とライターの関係だけではなく、シューター仲間としても10年以上のお付き合いになる。

 

　初めてSHINさんにお会いしたのは15年以上も前のこと。アームズマガジンの版型がB5判の頃で、香港からの友人を編集部に連れてきた時だった。やがてSHINさんがアームズマガジンで実銃レポートを執筆し始めてからお会いした時に「先輩！」といきなり声をかけられたので聞いてみたところ、なんと私と同じ大学の出身だったのだ。私の出身校はそれほど大きくはないので、世間はかなり狭いものだと感じた。それ以降、親近感を覚えるようになり、研究熱心で知識が豊富、お互いに鉄砲好きでシューティングマッチに興味があることからいろいろと話す機会が増え、SHINさんと一緒にタクティカルトレーニングをするような関係になった。私が渡米する時はほとんどSHINさんのお世話になっている。いつも感謝しております。

 

　SHINさんは現在一時帰国していて約2年ぶりにお会いした。少しスリムになり、相変わらずの面白い話を聞かせてくれる。今回、新製品のインプレッションをお願いしたのだが、以前にも増して鋭い射撃を見せてくれる。SHINさんは10月20日に開催されるサバゲ祭に参戦するので、ぜひ声をかけてほしいとのこと。私もSHINさんが近くにいる間にいろいろと聞いておこう…。

 

今から10年前の2008年、初めて一緒にショットショーを取材した際のひとコマ。右隣は映画『ブラックホーク・ダウン』で描かれたモガディシュの戦闘を経験した元デルタフォースのポール・ハウ氏だ

 

この写真は2010年にレースガンで有名なリムキャットを一緒に訪れた時のもの。現在、SHINさんはリムキャットのオープンクラス用レースガンを使っている

 

2015年のショットショーでのひとコマ。中央はアームズマガジンに登場してもらった元デルタフォースのタイラー・グレイ氏だ

 

2016年にラリー・ヴィッカーズ氏のトレーニングを受けた時の写真。この時はSHINさんの所有するシグザウエルMCXとP226レイルをお借りした

 

お忙しい中、フォリッジグリーンで行なったロケに参加していただいた。普段、実銃を撃っている方のインプレッションはとても興味深く、参考になることばかりだった