2018/09/24

私とシグザウエルP226レイル

 私が普段、サバゲやシューティングマッチで使っているハンドガンは東京マルイのシグザウエルP226レイルだ。ここ最近は東京マルイのグロック26やS&W M&P9などを使うことがあるが、勝負時はP226レイルを必ず使う。東京マルイからP226レイルが発売されて以来、実に12年以上使っている。今まで何万発撃ったかわからない。自称「日本一のP266レイル使い」(笑)だ。

 

 私とP226と出合ったのは、2002年に取材で訪れたシグアームズアカデミーだ。それまでショットショーの取材やIDPAナショナルズに2回参加するなど、実銃射撃の経験はそれなりにあったが、ハンドガンの撃ち方を本格的に教わったのはこの時が初めて。さらにP226レイルが世に出始めた時で、現場でP226レイルを実射させてもらい、すっかりP226の魅力にはまってしまったのだ。

 

 アメリカでトレーニングする時の相棒は決まってP226なのだが、周囲のシューターのほとんどがポリマーフレームグロックやM&Pであり、オールドスクールなP226を撃っていると珍しがられる。時には「あんなにダブルアクションオートを上手に撃っているヤツは見たことがない」とお褒めの言葉をもらえたり(こっちは普通に撃っているだけなのだが…)、エアガンでP226を撃っている経験が実銃射撃に生かされている。

 

 P226のどこかいいの?どうして選んだの?とよく質問されるが、実際のところは本人もよくわかっていない。カッコよく「そこにP226があるからだ」と答えている。経験上、ダブルアクションのP226を撃てればグロックもM92FSもガバメントも撃てる。正直言えばP226は決して撃ちやすくハンドガンではない。初弾はダブルアクション状態から撃つので、センターに当てるのは難しい。シューターが銃の特性に合わせる昔気質のハンドガンだ。だからこそ愛着が沸くのかもしれない。おそらくこれからもP226を使い続けていくだろう。

 

2002年に訪れたシグアームズアカデミーでのトレーニング風景。木製グリップ付きのP226以外にP229も使用した

 

シグアームズアカデミーなのでシグのハンドガンがすべて揃っている(それしかない)。P226以外にもコンパクトタイプのP239もカッコよかった

 

2016年にヴィッカーズのトレーニングを受けた際にはP226レイルをSHINさんからお借りした。スライドとフレームは素材の違いから仕上げが異なっている

 

昨年開催されたシューティングマッチ「リミティッド2017」では、現在メインで使っているオールシルバーのP226レイルにインフォースのAPLを装着して参加した

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