2018/09/08
台湾エアガンメーカー取材(G&Gアーマメント編)
LCTエアソフト、ICSエアソフトに続いて訪れたのは、みなさんご存知のG&Gアーマメントだ。G&Gアーマメントの本社には2016年7月に訪れて以来、2度目となる。オフィス横の会議室には、日本でも見たことのある同社の電動ガンやアクセサリーがズラリと展示されており、中には限定品と思われるものがあったりと、ついつい仕事を忘れて見入ってしまう。
いつもパワフルなジェームス・リャオ社長の歓迎を受けてから工場を見学させていただくと、前回以上に大量の電動ガンが製造されており、スタッフが黙々と製造していた。製造ラインは、例えばインナーバレルの検査、チャンバーの組み込み、メカボックスの組み込みなどセクションごとに分かれており、効率よく作業されている。
工場を見ていて特に印象的なのが、バリエーションの豊富さと出荷国の多さ。バリエーションの豊富さについてはカタログを見れば一目瞭然なのだが、出荷国は日本やアメリカはもちろん、ヨーロッパ各国、南アフリカ、南米など世界各国に及んでいる。地域ごとにレギュレーションがあり、それに合わせてパワーをセッティングし、フラッシュハイダーなどのパーツを組み替えていくのは大変な作業だと思う。
新製品は「おおっ、これが発売されるのか!」と思わず声を上げてしまったほど興味深いものだった。
G&Gアーマメントの工場内の一部。セクションごとにわけられてスタッフが作業を行なっている
これは樹脂製レシーバーのCM16にシリアルナンバーを打っているところ。意外と手作業で1挺ずつ行なわれているのだ
完成した商品を並べるガンラックには次期新製品のCM16 LMGが置いてあった
前回訪れた時は椅子と机が並んだ展示室だったところが、今回行ってみると倉庫になっており、数え切れないほどのカートンが並んでいた