2018/09/07
台湾エアガンメーカー取材(ICSエアソフト編)
LCTエアソフトの次に訪れたのは、上下分割式のバージョン2メカボックス(スプリットギアボックス)で日本でも知られているICSエアソフト(以下ICS)だ。台湾のエアガンメーカーの中でも老舗にあたり、豊富なラインアップを誇っている。開放感のあるお洒落なロビーを通って向かったのは会議室。同社のイメージカラーでるブラックとレッドで彩られた壁面には自社製品のイメージ写真が、その反対にはアメリカを中心とした特許証や意匠登録証が貼られている。一見しただけではエアガンメーカーとは思えない会議室だ。
そして応接室の隣には、ICSが作ってきた歴代モデルがズラリと展示されているショールームが設けられていた。入った瞬間、思わず「おおっ!!」と声を上げてしまった。日本でもお馴染みのモデルから見たことがないモデルまで展示されており、見ているだけでも面白い。これだけの素晴らしいショールームを作るということは、自社製品に自信がある証拠だろう。工場と倉庫も見学させていただき、銃本体の組み立てはもちろん、ハンドガードなどを削り出しているCNCマシンが休むことなく稼動していた。もちろんここでも興味深い新製品を取材させていただいた。
六本木ヒルズにあるIT企業のような会議室の壁面には、イメージ写真が飾られている
イメージ写真の反対側には銃本体やパーツの特許証や意匠登録証が並んでいる
会議室の隣にある立派なショールーム。一部の商品は手にとって触ることができる
2007年に登場したICSの代名詞である上下分割式のスプリットギアボックス