2020/01/14
2020年のPTW(トレポン)事情は?M4以外の選択肢が増える可能性大!
昨年2019年はPTW(トレポン)にとって変革のはじまりを予感させる年でした。
はじめてPTWに焦点を当てたイベント「トレポンフェス」の開催や、SYSTEMAから89式のPTWが発売されるなど、新しい取り組みが多く見られました。
そして、そんな2019年より前から情報が出始めていたPTWの新たな選択肢となるコンバージョンキットの噂…。残念ながら2019年中の実現はなりませんでしたが、2020年は遂に製品化となる可能性が高まってきました。
1つ目は「SCAR-L」の登場!しかもPTWのカスタムパーツメーカーとして有名なHAO IndustriesとFCC(Fight Club Custom)の両社がキットの製作に取り組んでいます!FCCでは強度を優先してか金属製ロアレシーバー、HAOでは実銃同様にポリマー製ロアレシーバーとなるようです。まだキットの詳細については謎が多いですが期待して待ちたいところ!
そして2つ目はFCCがリリース予定のAR9。PCC(ピストルキャリバーカービン)スタイルの9mmマガジンを使用するコンパクトなトレポンキットです。こちらはアメリカでPDWなどを手掛ける銃器メーカー「Angstadt Arms」のグロックマガジンを使用する0940レシーバーをモデルアップしたもので、M4と共通のメカボックスに9mmマグに合わせた残弾ゼロ検知機構やマガジンキャッチ、専用グロックタイプマガジンを組み合わせたものとなるようです。
今までM16/M4をベースとしたモデルの製作が中心であったPTWにも徐々に多様化の波が来ているようですね。まだまだユーザーやトレポンパーツ開発メーカーが電動ガンに比べ少ないことは否めないPTWですが、近年の流れに乗ってユーザー数やモデルの増加に期待したいですね!