2019/10/31
UDP-9ピストルがエアガンに?EMGがさらっと計画を発表
アメリカの民間ライフルは犯罪防止の観点からバレルの長さが16インチ以上あるように規制されていますが、銃器メーカーやユーザーはそんな銃規制の州法をかいくぐるためあの手この手でライフルのコンパクト化を目指します。
その結果誕生したカテゴリがARピストルというジャンル。法律的にはストックが無ければライフルではなくピストル扱いとなるため、ピストルの所持許可を得ている人であれば拳銃と同じように短いバレルのAR-15なんかを持つことは可能です。
で、このストックなしのAR-15を如何に通常のライフルとして使うかを苦心した結果、アームブレースという裏技が登場します。アームブレースは一見するとストックなんですが、メーカーから言わせればグリップを握る腕を補助する器具。よく見ると腕を通す穴が空いていて(本当に腕入るのか?っていうレベル)、固定用のバンドまで付いてます。
なぜかこんな子供だましみたいなことで、実質ショートバレルライフルが民間でも所有できるようになっちゃってます。うーん恐るべしアメリカ。
アームブレースのお陰で人気を博したARピストルですが、民間や法執行機関向けのARピストルやSMGを製造するANGSTADT ARMSのUDP-9ピストルに注目したアメリカのエアソフト大手「EMG」が、FacebookでさらっとUDP-9についてComing Soonと告知。
実銃で流行る理由とは異なりますが、エアソフトでもコンパクトライフルはやはり使い勝手が良いので、あまり実装備などに拘らないイマドキのサバゲープレイヤーに人気のジャンルです。電動ガンなのかガスブロなのかも定かではありませんが、各社が力を入れるコンパクトエアガンにEMGが殴り込みをかけるとは、なかなか期待できそうです!